「サービス担当者会議」という馬鹿げた儀式 | ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネとは一体、何者か?  柴口 里則のブログ

ケアマネージャーとは一体何者か? 
  介護保険制度が生み出した、このバカげた職種をぶった切る

 サービス担当者会議・・・。


 この何とも響きの良い会議は、一体、何を話し合う会議なのか?


 サービス担当者会議は、この制度が、いかに幼稚な発想で考えられているかを示す象徴的なものでもある。


 テキストにおいては、例えばデイサービスを利用する場合、「デイサービスを使ってどのような効果を狙っているのか?を利用者とサービス事業者が共有しなさい」ということなのだ。が、・・・・。


 デイに限らないが、すべてのサービスにおいて、デイやヘルパーなどサービス事業所に話が行く時点で、そのような話は、すでにみんなに通知され了解されていることなのである。


 お家の家族構成は? 介護度は? 何ができて何ができないか?などなど、すでに調査が済んだところで、みんなが集まって、一体何を話合うの?


 だから多くの場合、サービス担当者会議は、1分で終わります。その1分のために、すべての事業所の担当者にご足労いただく心労も、また、ケアマネの辛さです。

 

 ケアマネさん、サービス担当者会議、辛くありませんか?