菅野小学校(1996年年閉校)⇒「みつえ体験交流館」(2018/9/23撮影) | haiko-riderのブログ

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2010年春から現在まで、趣味で廃校休校巡りをしてます。
これまでに訪れた校舎や思い出を記事にしてます。
無分別な廃墟探索とは全く異なりますので、誤解無きように。

御杖村(みつえむら)は、奈良県の東端、三重県との県境に位置し、

山に囲まれた自然豊かな村です。

村の中心部を伊勢本街道が通っており、江戸時代には、

お伊勢参りに向かう旅人の宿場町として栄えました。

 

菅野(すがの)小学校は、村役場の近くですが、

国道369号から折れて集落の奥まで進まなければなりません。

今回は、2011年4月以来、7年半振りの訪問となりました。

過去の記事は⇒ こちらへ

 

集落の路地を抜けると、デカい門柱越しに

目の覚めるような美しい木造校舎が見えます。

平屋ですが、横に長過ぎて一枚に収まりません。

 

端正な玄関ポーチ

 

窓枠だけでなく玄関の柱までライトブルーです。

快晴の空とピッタリと合っていますね。。

御杖村のイメージキャラクター「つえみちゃん」が出迎えてくれました。

奥には、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」もいますね。

 

玄関屋根の鬼瓦の部分には、「菅小」の文字ががしっかりと留められています。↑↓

拡大写真

 

軒下の植栽も綺麗に手入れされています。

 

レトロな街道提灯

道中の旅人も、軒先の提灯を見てこの地で休息をとったことでしょう。。

 

第20回(1967年)卒業記念製作品の掲示板には、

御杖村の観光地図、館内での体験メニューの案内が、

テーブルには、竹細工の作品が展示してあります。

また、廊下の壁には数々の卒業記念作品が掲示されていました。↓

1983年(昭和58年)の卒業記念制作品

 

第21回(1968年)の卒業記念制作品

卒業生は7名だったようです。

 

第18回(1965年)の卒業記念制作品

 

体育祭の騎馬戦

 

第29回(昭和51年:1976年)の卒業記念制作品

 

アルミ板に刻んだ校歌は文字が見難いですね。。

 

畳敷きに囲炉裏の部屋は古民家のようで雰囲気がありますね。。

 

こちらの教室は竹細工体験コーナーとなっています。

 

圧巻は、校舎を一直線に走る長い廊下です。

床は光沢があり、歩いていてもスケートリンクのように滑らかです。

 

長さは101mあります。

私が訪れた限りでは、愛媛県西予市の旧宇和町小学校(現:米博物館)の

109mに次ぐ長さです。

愛媛県八幡浜市、西予市の廃校休校巡り(2014/05/02~03)の

記事の最後に掲載しています。⇒ こちらへ

 

雑巾がけするのも大変でしょうね。。

廊下の中盤に差し掛かる当りから応援の言葉が天井に吊り下げられています。

「あ・き・ら・め・な・い・で」

 

「最・後・ま・で・走・り・抜・け・て」

ZARDの歌詞ですね。。

 

「G・O・A・L」

ここまで来る頃にはヘトヘトになっていることでしょう。。

 

壁に貼ってあったポスター

地域振興の一環として2016年からスタートした「ザ・雑巾DASH!!」という

雑巾がけレースです。

 

2017年度の雑巾DASH

各コースの優勝タイムが掲示されていました。

完走するだけでも大変なのに。。。

今年は記録が更新されるのでしょうか。。

 

再び外に出て、校舎側から来た道を振り返る。

国道369号から折れて、宿場町の面影の残る旧道を進み、

狭い路地を入って来ました。。

立派な木造校舎なので、国道からのアクセスを分かり易く

整備されれば、もっと来訪者が増えような気がします。。

 

菅野(すがの)小学校(1996年年閉校)→「みつえ体験交流館」
奈良県宇陀郡御杖村大字菅野2060

村内にあった神末(こうずえ)小学校・菅野小学校・御杖西小学校の3校が

統合され、新設の御杖小学校が村唯一の小学校となりました。

閉校となった木造平屋校舎は、「みつえ体験交流館」として

活用されています。

空には、秋の到来を感じさせる鱗雲が広がっていました。。