「大暴れ仕事人! 横浜異人屋敷の決闘」 中村主水 | 聖 神吾 hijiri-shingoのブログ

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半分、趣味の内容になっています。

 

「大暴れ仕事人!

    横浜異人屋敷の決闘」

中村主水 演-藤田まこと

 

ついに転職?することになった主水。

 

その実、主水は奉行所を首になったと見せかけ、江戸「浪士隊」隊長である清河八郎に接触するのですね。

 

浪士隊の密偵をしているうちに、清河八郎とは互いの秘めた器を認め合い、意気投合、さらには昵懇の間柄となる。

 

舞台を幕末へと移し、史実に絶妙なアレンジを加えながら、清河八郎と浪士隊(新撰組の原型)のドラマを描いています。

 

 

当初、主水はほとんど酒日本酒が飲めず、むしろ饅頭や大福を好んで食べる甘党ロールケーキでした。

 

そのほか甘酒や心太(ところてん)もよく口にする。

 

 

妻に「男なら少しは飲めないと」と叱責されていたが、牢屋見廻りに格下げになったころから酒量が増え、今ではすっかり酒好きに。

 

これは必殺シリーズ初期から参加しているスポンサーに、酒造メーカーがあったからといわれているそうな。

 

主水は仕事前に居酒屋で酒を飲んでいることが結構ありますよね。

 

刀の柄に酒を振りかけることもしています。

 

 

以前、酒浸りの仲間を怒鳴りつけていたこともありましたが、幸い主水の剣さばきが酒で狂わされることはないようです。

 

家ではもっぱら目指しや梅干し、中でも豆腐入りの味噌汁をご飯にかけて食べるのが好きだとか。

 

 

さて、その主水ですが、ほとんどの敵は「昼行燈として有名な」彼を舐めてかかり、命を落としています。

 

「南町の昼行燈、いつでも始末できる」と笑う奉行たちだったが、主水の策略に乗せられて、呆気なく斃されるのですね。

 

皆、死の間際まで、主水が仕事人だとは気づかなかった。