仮面ライダーガオウ(牙王)
多数の怪人を従えて、時の列車を狙う強盗集団の首領。
牙王を演じる渡辺裕之は、2007年当時、“史上最年長(51歳)の仮面ライダーでした。
豪胆で狡猾、物を手掴みで食べるなど、野性的であり、戦闘スタイルも獣のように荒々しいのが特徴。
3大欲求の一つ「喰らう」ことに貪欲で、時間をも喰おうと画策。
全ての時間を支配できる神の列車を求め、デンライナーをジャックするのですね。
ガオウライナーを手に入れた後、特異点である電王を消すため、主人公の誕生日にタイムスリップし、その日の時間の消滅を図ります。
一応、設定としては、演者の渡辺裕之の息子が先立たれて、過去や思い出を消し去るために凶行に走ったとされているそうな。
電仮面、肩、胸に設置された牙のような物が特徴的で、電仮面そのものはワニの顔を模した形状になっています。
劇中で唯一使用されたソードモードは、剣先が黄色い鋸(のこぎり)状のものとなっています。
見た目に禍々しい武器というのは、悪役ライダーが持ってしかるべきものですね。
とても似合ってます。
逆に、正義のライダーに鋸は似合わない、かな?
やっぱり、武器はスマートじゃないとね。