それは、死、です。
このblogが更新される少し前に、知人がなくなりました。
知人と言っても、母の友人で80歳すぎの女性です。
きっぷがよく、でも可愛らしさもある笑顔が素敵な女性でした。私のことも孫かな?ってくらいに可愛がってくださった。
その方は一人暮らし。
私の母が病院に連れていき(数日前から具合が悪かったらしい)、バイバイと別れたのが彼女との最後のばいばいだったそうです。
ほぼ毎日電話するくらいの仲だったのに、その日に限って電話しなかったらしい。
(○○さんって女子高生みたいだよね(笑)っていつも言ってたな(笑)とっても寂しがり屋さんなおば様でした。)
亡くなったのはその日の夜~明け方。
お風呂の中で亡くなられていたそうなので、きっと最後にお風呂に入れて気持ちよかったよね。と思いたい。
(うちの母が第一発見者なのかと思いきや、警察の方が遺体発見してくださったのでそんなに取調べもうけなかったそうです)
人の死、ってそうやって周りも折り合いをつけていくものなんだ、つけなきゃいけないんだと思います。
あの時はこうだった、ああだった、きっと幸せだったよね、って。
後になって考えてみると、いつもと違うとこがたくさんあった。
なーんか変にお礼を言ってたり、いつもなら飲みきるはずの飲み物を残したり。そういえばあれはなにかの予兆だったのか。
そうやって、少しずつ少しずつ受け入れていくんだよね。
いつか、自分にもそういう時が来るんだな、と思いました。
自分の親や兄弟や、大切な人の死に立ち会う時がきっと来る。
そういうことも考えて訪問リハや訪看、ショートステイの準備をしているのです。実は。
なるべくたくさんの支援の手を入れておこうという魂胆(*^ω^*)
上手く立ち回れる自信はあるけど、それでも色んな人の手を借りなくてはいけないから。