ども!!まとんです。

今日は久しぶりに、俺好みなボドゲが見つかったので紹介します!!

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「Snow Mansion スノーマンション」です!
ゲームマーケット2016春の新作。

amazonではまだ売られていなさそう。

ゲームのストーリーは、雪山マンションで起きた殺人事件を探偵が暴くという、いわゆるミステリーモノ。
最近ミステリー小説にハマっているまとんとしては(ミーハーなので3冠作品「屍人荘の殺人」を読んでみた)、このストーリーだけでもう大好物なわけです。


ゲームのコンセプトはいわゆる人狼系で、隠れてプレイヤーを殺す「殺人犯」側と、殺人犯を特定する「探偵」側に別れて、お互いに殺人と特定をやり合うというもの。

このゲームの大きな特徴は3つ。
 
(1)喋るのが苦手な人でもプレイしやすい。
(2)殺人犯と探偵を自分で自由に選べる。
(3)点数計算はチーム戦ではなく、個人戦

まず、(1)から。

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まず、プレイヤーにはこんな感じの行動カードが配られます。
ターンは全部で4ターンあり、各ターンに自分が行う行動を、カードを提示することで選択します。
カードは全部で9枚。4ターンあるので、合計4枚のカードを使うことになります。

例えば「殺害」カードを使うと、プレイヤーを殺すことができます。
しかし、殺害カードだけをおもむろに見せると自分が犯人だと分かってしまうので、

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こんな感じで、「行動カード1枚+ダミーカード人数分」を、各プレイヤーに配ります。
これによって、誰がどのカードを使ったのかが分からないようになっています。

写真の図は、他プレイヤーから「殺害」ガードを使われたところですが、自分で自分にディフェンスカード「正当防衛」を使って、防衛に成功したところ。



このゲーム進行の素晴らしい点は、交渉したり議論を誘導したりする必要が無いこと。
なので、喋るのが苦手な人でも簡単にプレイできます。
極論、議論に加わらなくても、カードを選ぶだけでゲームに参加できるのが良い。

もう1つの利点は、ゆっくり考えられること。
カードの選択には時間制限が無いので、自分のペースで落ち着いて考えられます。


ここらへんが、人狼との大きな違いだと感じました。
僕も喋るのが苦手なので人狼は不得意なのですが、スノーマンションはとても心地よくプレイできました。


次に、このゲームの特徴は(2)殺人犯と探偵を自分で自由に選べるところ。

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このゲームは主に2種類のカードに別れています。
・殺人系カード:殺害、口封じ
・探偵系カード:推理、護衛、告発、正当防衛、立て籠もり
(カード名だけでも面白そうですよね)

ゲーム中で殺人系カードを一枚でも使うと「殺人犯」となります。

つまり、最初は皆が探偵から始まり、4ターンの中でコッソリと殺人犯になるプレイヤーが出てくるということ。

これが面白い。
探偵側が好きな人はずっと探偵をしていればいいし、殺人犯になりたい人は好きなタイミングで殺人系カードを使えばよいのです。

これが人狼系ゲームとしては新感覚の面白さでした。


最後の特徴は(3)点数計算はチーム戦ではなく、個人戦。

個人でポイントを競うので、殺人犯同士で協力する必要は無いし、むしろお互いの殺害を狙いあうライバルとなります。

点数の主な計算は、
・殺害に成功すると3ポイント
・4ターン生き残ると5ポイント
・「告発」カードで殺人犯の特定に成功すると4ポイント
・殺人犯が告発カードで特定されるとポイント没収で0ポイント
・殺害されてもポイントは減らない

この点数では、「守るよりも殺害していった方が点数が高い」傾向があります。
一方で、告発されるとポイント没収のリスクもあるため、殺人犯はハイリスクハイリターンな選択。

盤面の状況を読みながら、臨機応変に殺害カードを織り交ぜていくのが面白いところです。




総評としては、メチャクチャ面白いです!
・ルールがシンプル(結局、できることは行動カードを4枚選ぶことだけ)
・1プレイが10〜15分なので気楽にプレイできる
・カードの絵がコミカルで楽しい

これは久しぶりに出会った、良ゲーでした。100点のおススメ作品です!!
amazonではまだ売られていないようですが、ボードゲーム屋では売られているという情報もあります。

皆さんも是非プレイしてみてください!!



ではでは。


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