優しくて強い言葉 | ハイリスク Vo.栗原裕治  BLOG 「I have a dream」

ハイリスク Vo.栗原裕治  BLOG 「I have a dream」

新宿、四谷でバンド活動をしている「ハイリスク」のBLOGです!。

今回のZEPPダイバシティ出演をかけたトーナメント「エコーズオブスピリット」。
ライブハウスの関係者で、この大会が盛り上がると事前から思っていた人はほんの一握りだったんじゃないかと思う。
会場を提供したライブハウス以外の関係者は、ある意味で馬鹿にしていたかもしれない。立ち上げたばかりの会社で、このトーナメントイベントを話半分で聞いてあしらったライブハウスも多かったはずだ。
自分が出た準決勝2日目の動員は200名ぐらい。先日の3日目は352名だった。決勝のZEPPダイバシティのキャパシティは2473名。これ、たぶんPAYできるぐらい入客は当日あるんじゃないかと思う。
いろいろな事を言われても負けないでアツく交渉し続けたイベント会社の人達。
そしてそれを受けたEgg-manとTAKEOFF7の勝ちだ。
352名ってドリンク代だけで凄い収支だ。
ライブハウスの方々は常に面白い事にアンテナをはり、感性を磨き続けないといけない。鼻で笑ったライブハウスの人達はその時点で負けだと思う。
ここ10年で一番盛りがったバンドトーナメント大会になりそうな予感。
今回このトーナメントで、準決勝に進んだバンドの中で過去、自分が主催のハイリスクイベントに出た事があるのは5バンド。
ハイリスク、銀幕一楼とTIMECAFE、石井ジャイアンツ、エリザベスエイト、セクシーパンサー。
この5バンドでハイリスク以外の全バンドがZEPPダイバシティの決勝に進出した。
嬉しいと同時に悔しい。でもハイリスクは全てを出し切った。お客さんから投票もたくさん頂いたし悔いはない。
そんな俺の気持ちを察してか、セクパンのタマさんから決勝進出が決まった日にメールを貰った。
「仇をとりました」
こういう優しい言葉、強い言葉をかけてくれるタマさんが好きだ。こういう人だからみんなに支持されて決勝の舞台に上がれるんだろう。こういう人になりたい。
ZEPPダイバシティの決勝は業界の人達もたくさん来るみたいだし、その人達の目に止まってセクシーパンサーはメジャー再デビューしてしまうのではないだろうか。今はそんな気がしている。