本日(6/11)は、6名の団体さんで「姫路城」に登城しました。
「姫路駅」着が9時40分頃だったので、まだ「姫路城大手門」に通じる「大手道」には、「姫路城」へ向かう観光客もまばらでした。
復興「大手門」を潜り「三の丸」跡から望む「天守群」はいつ見ても感動を覚える姿です。
「三の丸」跡から望む「天守群」 ↓
「内曲輪」跡の入城ゲートでもある重文「菱の門」と「三国濠」の間から見上げる「天守群」は、その前方に斜めに並ぶ「リの渡櫓」群との相性が素敵なアングルです。
重文「菱の門」 ↓
重文「菱の門」と「三国濠」の間から見上げる「天守群」 ↓
私達は、「いの門」から順に、「天守曲輪」に向かって攻め上がって行きました。当時もし敵方が攻めてきたならこのように見えていたんだろうな~と想定しながら、途中何度か「天守群」をチラチラ見ながらの前進です。
「はの門」手前から望む「天守群」 ↓
「はの門」を抜けて「にの門」に至る登城路から見上げる「天守群」 ↓
穴門形式の「ほの門」を抜けて「天守曲輪」跡に到達すると、「天守」へ入る2ルートの内、北側の断崖絶壁沿いに建つ「渡櫓群」沿いコースは立入禁止でした。後ほど「大天守」の上階から見下ろすと、「トの一櫓」と「ちの門」の間で工事をしている影響なのでしょう。
「ほの門」を抜けて「天守群」を見上げる ↓
もう1コースの「水一の門」から始まる「水の門」を抜けて「天守群」に入りました。
今までの観光客の少なさにホッとしていたのが、「天守群」の中に入ると、一気に多くの団体客が見学しているのと合流してしまい、各階ともに渋滞を余儀なくされました。
最上階(6階)は、面積が狭いこともあって最悪の大混雑、最上階に祀られた「刑部(おさかべ)神社」を拝もうと思うと行列、ゆっくり外も見ることができないくらいの人・人・人でした。下りの階段では、順番待ちにも遭遇しました。
最上階(6階)では驚きの混雑状態 ↓
しかし、下り階段を下りていくと二階・三階の各「身舎(もや)」の中にある「武具庫」が「特別公開」になっているという案内がされていましたので、お初の部屋内を迷わず見に行きました。
特別公開「武具庫」の正面には兜などの武具を置く演出が! ↓
いざという時には、そこへ武器を詰め込み戦闘態勢を整えることができる部屋だったんでしょうか、かなり広いスペースを取っていました。
特別公開「武具庫」の内部 ↓
特別公開「武具庫」の内部 ↓
「大天守」と「小天守」を繋ぐ「渡櫓」をグルっと廻り、靴履き替え場所から内側を覗くと「台所櫓」がバッチリみせえました。
「台所櫓」 ↓
「水三の門」から「備前丸」へ出た所から「天守群」を見あげると、迫ってくるような迫力が感じられました。
「水三の門」から「備前丸」へ出た所では迫ってくる迫力を感じる「天守群」 ↓
また「備前丸」の中央から見上げる「天守群」は、先ほどとは異なる圧迫感があります。
「備前丸」中央では圧迫感を感じさせる「天守群」 ↓
「備前丸」を後にして、「上山里曲輪」から「二の丸」を通り「菱の門」北側に戻り、今度は「西の丸」へ向かいます。
「菱の門」越しの「天守群」 ↓
多くの観光客が集まっている場所が、「西の丸」から見るベストショットポジションです。人物と「天守群」とを一緒に写真に納めようと列をなしてますが、私はその付近からのアングルが大好きなのでカメラに納めました。
このポジションは、天守群の「大天守」と「小天守」との配置バランスに均衡が取れていて城内1番かもしれないと思います。
「西の丸」から見るベストショットポジションからの均衡取れた「天守群」 ↓
そのような多くの観光客を尻目に、「百間廊下(長局)」に入りました。西側の断崖絶壁沿いに築かれた「多門櫓」代りの「廊下」ですので、西側沿いには「石落とし」や「狭間」が数多く設けられています。一方、「西の丸」側は、奥女中部屋が並び、その窓から望める「天守群」は優雅に眺めることができます。
「百間廊下」内、左の壁に「鉄砲狭間」、右に「奥女中部屋」 ↓
「百間廊下」と「天守群」のコラボは、なかなか見ることができない絵となっていました。
「百間廊下」と「天守群」のコラボ ↓
「化粧櫓」の中は見ることができませんでしたが、以前「化粧櫓」が開放されていた時に、「奥の間」に座っていたと思われる「千姫」らしき人形が「奥女中」部屋に展示されていたのには驚きました。というのも、結構な大きさがあり、石膏で作られているようでそんなに精密に製作されたモノでもなさそうでしたから、長年遠目で見ていたお姫様のイメージが壊れてしまいました。
以前「化粧櫓奥の間」に座っていたと思われる「千姫」らしき人形 ↓
「化粧櫓」を出た所から見る「天守群」は、その左側に建つ多くの「櫓」「門」とコラボできてこれまた白が多くて美しい光景が見られました。
「化粧櫓」を出た所から見る「天守群」 ↓
今回は、今まで何度も見てきた「姫路城天守群」ですが、色々なアングルからスポットを当てて見てみました。優しさあり、優雅さあり、はたまた圧を感じさせたりして、色々な顔をみせてくれる「天守群」でした。
城内2時間半、ジックリと観賞しましたが、やはり世界遺産のお城の人気は、各国からの訪問者を惹きつける魅力を発信していました。
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