『北から南へ「天守」シリーズ』は、一応、北から始めて南まで辿ってきましたが、10城くらいが抜けていましたので、再度北から再度辿っています。
本日第68回目となりますお城は、「涌谷要害」(宮城県遠田郡涌谷町)に併設して建てられたRC造り模擬「天守風建物」をお届けします。
初回は、「プロローグ」ということで「天守」についてのエピソード等をお話をし、2回目以降は、具体的に「天守(御三階櫓含む)」があるお城を、北から順次、現存・復元・復興・模擬の「天守(御三階櫓含む)」を織り交ぜて掲載してきました。
「天守(御三階櫓含む)」の構造などの特徴を始め、藩主だった大名や城主、訪城しやすいようにアクセスや最寄駅等も記載しています。
・JR石巻線「涌谷駅」から徒歩15分
〇RC造り模擬「涌谷要害 天守」
・三重三階、層塔型、独立式
・屋根は「瓦葺」
・壁は「白漆喰総塗籠め」、最上階に「廻縁・高欄」
・窓は茶色の「竪格子窓」
・破風は妻側と桁側の一重目に「千鳥破風」
・軒裏と軒垂木は「白漆喰総塗籠め」
・内部はRC造りで史料館
・天守台は3段前後の石積み
〇「涌谷要害 天守」の歴史
・「天守」は建てられず
・1973年に模擬天守風「町立史料館」が完成
〇城主(藩主)
・1591年に「亘理重宗」が入城
・以降「(亘理)伊達家」に改姓して幕末維新まで統治する
RC造り模擬「涌谷要害 天守風建物」(一重目に小さな「千鳥破風」、北面)↓
RC造り模擬「涌谷要害 天守風建物」(北東方向から)↓
RC造り模擬「涌谷要害 天守風建物」(南面)↓
RC造り模擬「涌谷要害 天守風建物」(天守風建物の下は3~4段の石積み)↓
RC造り模擬「涌谷要害 天守風建物」と現存「太鼓堂」(南側から)↓
RC造り模擬「涌谷要害 天守風建物」と現存「太鼓堂」(南側から)↓
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