風の時代、風の時代と皆が騒ぎ始めて久しい。
だが、あまり風の時代がピンとこない私はその言葉を見たり聞いたりすると、「またか」と辟易したものだ。(おそらく自分が肌で感じ取ることができなかったからだろう。)
ところが一昨日、とうとう私も風の時代の到来を否応もなく感じさせられることが起こった。
兵庫県知事選挙の選挙結果である。
兵庫県は私が生まれ育ったところ、結婚後も含めるとおおよそ半世紀に渡る。選挙活動は昔懐かしいところばかりで、他人事とは思えず見守っていた。
今回の選挙は、既得権益 vs 一般大衆の利益、オールドメディア vs SNSの様相を呈していたように思う。まさに山羊座(権力・支配・保守的)と水瓶座(自由・平等・革新)の象意だ。
その3日後、11月20日に冥王星が山羊座(地)から水瓶座(風)に移動する。これまで冥王星は、山羊座と水瓶座を行ったりきたりしていたが、もう後戻りはしない。これから約20年続く本格的な冥王星水瓶座期のはじまりだ。占星術では冥王星は原子力に例えられるほど、根底から物事を覆す力をもっているとされる。
これまで既存の権力や支配には勝てないと思っていたが、そうでもない時代がやってくるのかもしれない。
