[ふいに無性に]チェット・ベイカー ♫マイ・ファニー・ヴァレンタイン を聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

今日の「ふいに無性」は…




チェット・ベイカー

♫マイ・ファニー・ヴァレンタイン



1956年発売の「チェット・ベイカー・シングス」に収録




退廃的なる天才トランペッターのヴォーカルは、都会的でいて、あまりに繊細にして中性的…

僕は深く探究はしてないけど、このアルバムは本当によく聴いてきた

アメリカ生まれのチェット・ベイカーは若かりし頃は兵隊として戦い、トランペットと甘いヴォーカルにおいてジャズを極め、そこからアルコールと薬物に溺れて奈落へと墜落、生活保護を受けながらどん底の暮らしの後、晩年は復活を果たすも、58歳の時にホテルの部屋から転落死してしまう

…と、ざっとそんなくらいの知識しか僕にはありませんが、まぁ、ぶっちゃけ、その価値観は我々一般人とはかけ離れていること間違いなし

常識、道義、こうあるべき、こう考えるべき…とかいう価値観は、きっと、かなり稀薄なんじゃないかな…





自堕落なる天才…



この甘く切ない、アンニュイなる歌声…

稀代のカリスマであることは間違いない


が、まともではない

僕はふいに無性にこの ♫マイ・ファニー・ヴァレンタイン を聴きながら、なんと言いますか、自ら進んで毒を呑むような気持ちになりながら、しかし、その毒のような得体の知れない美しさに酔いしれるわけ…

チェット・ベイカー…とは、不安定さと危うさを湛えながら、かろうじて咲いている毒の花…的な感覚ある

まぁ、たぶん、もし、身近にいたらめちゃくちゃ迷惑なクソ野郎…なんだろうなぁ、とも思う

(^^)


…なんでそう思うか⁈


あの…

僕のかつての仕事のお師匠は天才的なる交渉術とカリスマを持っていたんだ

みんなが一目置く、才気溢れる人物…

だった…

が、ある時、極度のギャンブル依存症に陥ってしまったんだ…



まぁ、あれこそは…



人間のクズ…



って域まで完璧に堕ちてしまった



更生させようとできる限りを尽くしたけど…

ダメだった

もう

ああなると、どうにもならない…って域だったなぁ

泣いて赦しを乞うけど…

やめられない…



悪夢の無限ループ…でした


病気としか言いようなかったかなぁ



…で


なんか、チェット・ベイカーと同じ匂い感じちゃうんだなぁ



みんなに愛されながらも、しかし、迷惑の限りを尽くす破壊者…



…ん〜

ま、いろいろと、思い出しちゃうわけ



しかし、儚くて、眩い…よね

動く映像も貼っとくかにゃ

御愛読感謝