[ふいに無性に]ジェフ・ベック♫監獄ロックを聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

今日の「ふいに無性に」は…



ジェフ・ベック・グループ


♫監獄ロック




これ、俗に言う、第1期ジェフ・ベック・グループね


1969年発売のアルバム「ベック・オラ」に収録…




ヴォーカルは後の世界的スーパースター、ロッド・スチュアート、ベースは後のローリング・ストーンズ3代目リードギタリスト、ロン・ウッド…


これ、言わずと知れた、あのエルヴィス・プレスリーの代表曲のカヴァー


ハードでしょ⁈


やばい


まさに、超ストレートなるハードロック・サウンドだよねぇ


このロックン・ロール・スタンダードの料理の仕方、最高


ちょっと前に取り上げたジミ・ヘンドリックスの♫ジョニー・B・グッド も抜群だったけど、この ♫監獄ロック もまた壮絶なる出来だと


1969年…といえば、ロックが劇的なる革新を遂げる過渡期、まさに、1967年にビートルズが「サージェント・ペパーズ〜」を作って起こったロック・ビックバンの余波があらゆる形で波及、それが様々な形で変化してゆくタイミングか…


思想的なる深淵を探求する技巧派バンドもいれば、わかりやすいロック回帰を果たすバンドもいたわけですが、このジェフ・ベック・グループはぶっちゃけ、ブルースを基調にしたストレートなるハードロック路線から抜け出せずじまい…な印象があるかなぁ


ジェフ・ベックはワンマン野郎…^ ^ 失礼 だからバンドの方向性は彼自身の趣向がほぼそのまま反映されていると思うわけだけど、この時期はよりハードに、よりブルージィに…という理想が垣間見えるかなぁ、と


ただ、その路線は友人でありライバルのジミー・ペイジがレッド・ツェッペリンで極めてしまい、ジェフ・ベックは第二期グループを再編成してより乾いたソウルフルなるR&B色の強い異色なるハードロックを生み出して、これが最高なんだけど、評価はまちまちかなぁ〜⁇


僕はかなり好きだけど


さて、そんなこんなでロック激動期のストレートなるハードロックでありますが、なんとなくだけど、ジェフの焦燥感というか、新創造への欲望のくすぶり…みたいなものを感じるなぁ


まさに…


青春の、産みの苦しみ、そして、悶え


…を感じちゃうなぁ


だってぶっちゃけ、ツェッペリンの ♫コミュニケーション・ブレイクダウン や ♫胸いっぱいの愛 とかのほうがオリジナルだし圧倒的に斬新だものなぁ


革新的なるツェッペリンには、負けてる、と、ジェフ・ベック信奉者の僕でも歯軋りしちゃう



…が、しかし、それでもなお、この ♫監獄ロック もまた捨て難く、スペシャルである


盟友ロッドの嗄れ声は格別


ロバート・プラントと張り合える稀有なる存在


ん〜


そして、このギターソロは格別である


あまりにスリリングにして眩い


ジェフのアクロバティックなる音感が覚醒する直前、あるいはその萌芽の瞬間…という印象受けます


かなり、かなり斬新であります


もう、ブルースの延長線からかなりいい意味で脱線、逸脱してるかと


永遠のライバル(勝手に決めてる^ ^)、ジミー・ペイジの延々たるガリガリのギターソロよりも斬新にして異次元的なる、非常に空間領域を駆使したるジェフの方が芸術性はかなり高い…と僕は感じてます


バンドの熟成では負けた…が、個のギタリストとしては勝った…かと



まぁ、評価は人それぞれ…だけど



贅沢…


僕はふいに無性にこの ♫監獄ロック を聴きながら、ロックの進化と革新を思うのだ


そして、その後、ジェフが辿るロック・インストゥルメンタルの究極的境地を噛み締めるのだ


ん〜


格別、格別


^_^


御愛読感謝