[ふいに無性に] ビートルズ♫シーズ・リービング・ホームの奇蹟を味わう | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


今日の「ふいに無性に」は…








ザ ・ビートルズ


♫ シーズ・リービング・ホーム






1967年発売のロックの歴史を変えた歴史的・革命的名盤「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に収録…




この曲を、当時初めて聴いた瞬間を妄想するのが楽しい


つまり、もはやロックを逸脱した形態の、芸術性追及の過程で産み落とされたこのクラシカルなる小曲をリアルタイムで初体験した…と仮定してイマジネーションを発動させる、って意味ね




…衝撃と困惑


…感動と細やかなる軽蔑


…未来の欠片、その光明への不安と期待



さて、妄想は膨らむが、1967年に後のビートルズの評価と功績を知らずにこの曲を初聴することは叶わぬ夢…




ほら、我々はビートルズってバンドが革命的核心だって知っているし、そういう素地があってこの曲を聴いているから、現代の我々は、初聴でも意外とすんなり受け入れられちゃうけど…


ビートルズの名曲選からもわりと漏れるこの曲はビートルズがロックアルバムに収録しなければ、ただのクラシカルなポピュラーミュージックの佳曲…に過ぎないような気もするし


さらに、前作「リボルバー」の♫エリナー・リグビー の方が圧倒的にアヴァンギャルドだし




でも、1967年に生きていて、初めて「サージェント・ペパーズ〜」を手にしてこの♫シーズ・リービング・ホーム を聴いた自分を妄想するのが、僕は楽しい…




家出少女の新聞記事から着想を得た、というこの曲





僕は1967年にレコード針を落として初聴したらかなり動揺したと思うんだよなぁ


無条件に受け入れるべきか、あるいは、にわかに感じる鈍痛のような違和感を拾い上げるべきか…⁇




…どうなんだろうなぁ⁇



と、妄想するわけ




んで、その妄想の結論は…






ま、わからない






…なんだけど、先に上げた心の動揺が湧いたであろうことは間違いない



わからないだけに、楽しくもある


^_^



しかし、この「サージェント・ペパーズ〜」におけるビートルズの奇蹟の有り様って、やっぱり、唯一無二…だと思う



つまり、全人類的規模の期待に対して、アヴァンギャルドと前衛を以って返答し、受け手の全人類はビートルズが差し出したその革命的創造、その哲学の取捨選択を迫られちゃったわけでしょう⁇



ただの、ロックアルバム一枚…に過ぎないのに



この領域…まで、つまり、どうする⁇  全人類よ、考えてよ、どう評価する⁇  的な領域まで到達したロックアルバムは後にも先にも「サージェント・ペパーズ〜」しかないんじゃないかなぁ〜⁇  と



で、ふいに無性に僕はこの♫シーズ・リービング・ホーム を聴きながら、これはロックなのか、あるいは、こんな曲を産み落とす行為とチャレンジ精神と欲求こそがロックなのか、などと考えてしまうわけ



まぁ、そんなロック論的妄想はさておき、この♫シーズ・リービング・ホームの楽しみ方なんですが…



これ、基本的にポールが作ってメインヴォーカルをとっている作品だと思うわけだけど、サビに入ってくるポールの合いの手はジョンで、その比重はただのコーラスではない


つまり、ポールとジョンの共演のバランスがかなり均等な印象を受けるわけ


これはなかなか貴重なバランスなんだ


あまりない


で、1967年、ビートルズというバンドがある種のピーキング状態にあり、ポールとジョンの才能の火花がバチバチッと散りながらも、しかし、共存共栄を果たしている稀有なる一曲、という意味で、その貴重なる有り様を味わえることは、細やかなる喜びなのであります



耳を澄まして、よく聴いて欲しい



いいでしょう⁇



ポールとジョンの、比重とバランスが…


(^^)



後に待ち受ける、ビートルズの崩壊と解散…を考えると、さらに感情は高まる



わりと見過ごされるこの♫シーズ・リービング・ホーム でありますが、僕はふいに無性に、こんなふうに楽しんでおります



いい曲や〜



歴史的背景とドラマも味わえるなんて、ありがたや〜



御愛読感謝