> プロボクシングの世界主要団体のIBFは15日(日本時間16日)、空位となっている世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)王座を、同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(26)=ロシア=と同級3位・尾川堅一(33)=帝拳=両陣営に対し、王座決定戦を行う交渉を開始するよう指示を出した。交渉期限は3月17日で、まとまらない場合には入札になるという。帝拳ジムの本田明彦会長(73)はスポーツ報知の取材に「日本でやりたいが、場所などはこれからの交渉次第。時期は5月か6月くらいになるのでは」と語った。
現在、尾川はIBFのほか、WBAで5位、WBC16位、WBO7位と主要4団体すべてで世界ランク入りしている。日本王座を5度防衛後、17年12月にIBF世界スーパー・フェザー級王座決定戦(米ラスベガス・マンダレイベイ・リゾート&カジノ)に出場。テビン・ファーマー(当時27)=米国=に判定勝ちしたが、のちに禁止薬物検査で陽性と出て、試合は無効試合に変更された。全く意図しなかった違反だったものの、日本ボクシングコミッションから1年の出場停止処分を受け、一昨年2月に戦線復帰。昨年10月には西谷和宏(33)=VADY=との世界ランカー同士の対戦で判定勝ちしている。
尾川は帝拳ジムのホームページで「やっとチャンスが来たという思いです。テビン・ファーマー戦から3年2か月が経ちましたが、あのラスベガス、マンダレイベイ・リゾートの興奮は忘れていません。いま色々な団体で世界ランキングに入っていますが、あの赤いベルトには強い想いがあり、その想いが届いたという気持ちもあります」とコメント。
再び世界挑戦への道が開けた喜びを表すと同時に「対戦交渉の指示が出たことに喜んでいる訳には行きません。ベルトを獲(と)らなきゃ意味が無く、腰に巻いて初めて意味があると思っています。つらい時期にサポートして頂いた会長、マネジャー、ジムの皆さん。そして応援し続けてくれたファンの方々へ出来る恩返しは結果が全てだと思っています。交渉の結果により開催地がどこになろうと行きます。絶対にベルトを獲ります」と強い決意を示した。
…あの、幻の世界王座獲得から、はや3年以上経ってますか
尾川選手、33歳…
ラストチャンスですな
日本で開催できればいいけど、どうかなぁ〜⁇
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