[ふいに無性に] 友川カズキ♫生きてるっていってみろ を聴く | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?

今回の「ふいに無性に」は…






友川カズキ さんね



僕もこのブログを20年くらい書いてるから、もう何度か取り上げさせてもらってますが、改めて、「ふいに無性に」シリーズで…

なんと言いますか、激情型のシンガーソングライターの最高峰におられる方だなぁ、と、以前から敬意の念を抱いております

これが、俺という人間だ…と、包み隠さず、赤裸々に晒し尽くす

また、一切の忖度なしで、暴き尽くす



我々の目の前に、己が魂を差し出し、その魂の果肉をナイフで切り裂き、そこからおどろおどろしい真っ赤な種を取り出し、さらに、その種を叩き割って現れた天神さまを「食えよ」と迫る…




…すいません 



ちょっと、グロテスクな表現になりますが、友川カズキさんの楽曲と歌唱には、そんな脅迫を受けているような迫力を感じてしまう



己が、タガを外す



地平を無くして潜ってしまい、しかし、われわれの目と耳に、いや、われわれの心に直接届くのだ



まさに、異形の歌唄い



幾多の昭和のフォークシンガーがおいでになりますが、その中でも別格だと思うのは、やはり、友川カズキさんだと思う



飾らず、気にせず、悲壮なる決意と覚悟を以って歌と向き合い、そして、躊躇なく、殉ずる…


友川カズキさんはそんな境地に我々を誘い込み、挙げ句の果てに、金縛りを用いて拘束する


で、問題の一曲を貼ります



♫ 生きてるって言ってみろ


ちょっとwikiを読み返したんですが、この名曲の発売の年度はよくわからなかったです

あ、動画観てたら1974年とありました

当時、僕は2歳…

(^。^)


僕はこのアルバムではなくて、初期傑作集…とかいう絵画デザインの、もしかしたらご本人が描いた絵画がジャケットのアルバムだったかなぁ、と…


で、とにかく、よくある表現で申し訳ないんだけど、初めてこの名曲を聴いた時の衝撃たるや尋常ではなかった


文字通り、ハンマーで頭をかち割られたような、あるいは、金属バットで後頭部を撃ちぬかれたような…


痛かったなぁ


あまりに激しすぎて、眩しすぎて、で、暗黒すぎてて…



----お前は本当に生きてんのか⁈   生きてるって、言えんのか⁈  誤魔化してんじゃねぇぞ、この鼻垂れがぁ‼︎



…と、叱咤激励を受けたわけですが、まぁ、痺れました

骨の髄まで、痺れました

今はこんな歌を作れる人はいないでしょうねぇ






友川カズキさんといえば、この ♫生きてるっていってみろ  が代表曲ではありますが、詩人の中原中也さんの詩に曲をつけてアルバム1枚まるまる中也作詩作品…ってのもあります


 
これも容赦ない素晴らしさ



生きる、生きてる、生きろっ…という言葉を堂々と使える、あるいは、心の中でいつでも呟ける、呟き続けられるような人間でありたい、と痛切に感じてしまう次第であります


芸術と業が完全に一体となった稀有なる存在…


僕はやっぱり、半年に一度は ♫生きてるっていってみろ を聴かずにはいられない


…で、wiki で読んでビックリしたんだけど、大島渚監督の傑作映画「戦場のメリークリスマス」の坂本龍一さんの、あの軍人役、大島監督は最初、友川さんに依頼した…ってありました

マジか

でも、秋田訛りを矯正してほしいと言われて固辞した…と

さすがです

(^^)

でも、まぁ、あの映画のあの役は、やっぱり、坂本さんでよかったかなぁ〜

すいません


あ、音源も映像もキレイな動画、みつけちゃいました


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