生中継観戦‼ カニサレス×木村 ツァン×久保 中国開催ダブル世界戦 | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


テーマ:

2019 5 26 中国 撫州市

 

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ

 

チャンピオン カルロス・カニサレス

×

挑戦者 同級2位 木村翔

 

前WBO世界フライ級チャンピオンの木村選手でありますが、王座戴冠は中国の地であり、時のチャンピオンは中国の英雄、五輪二連覇のゾウ・シミンでありました

 

で、アマチュアエリートのゾウをど根性ファイトで徹底的に嫌がらせ、最後は連打連打の猛攻撃でTKOしちゃったわけですが、この大番狂わせの劇的さもさることながら、さらに木村選手の不遇な境遇と豊かなはずの日本人にもかかわらずハングリーなるアルバイト生活が反響を呼び、中国内でもっとも有名な日本のアスリートの一人になってしまったわけですね

 

で、元WBC世界フライ級チャンピオンの五十嵐さんを相手に初防衛、さらにフィリピンからの刺客サルダールを撃退してV2を達成するも、難敵 無敗の2階級制覇チャンピオンであった田中恒成選手をV3で迎え、これが年間最高試合に選ばれる激闘となるも、無念の判定による王座陥落となってしまいました

 

が、再起戦を一つ挟んで世界戦戦復帰

 

階級を一つ落として2階級制覇挑戦の今夜の一戦であります

 

チャンピオンのカニサレスと言えば、元WBA世界ライトフライ級チャンピオンだった田口良一選手を苦しめてドロー判定まで追い込んだ滑らかなる技巧的ボクサーファイターですな

 

あれは負けちゃったかと思いましたねぇ

 

で、その後、日本の小西選手と王座決定戦を日本で争って王座戴冠を果たして、初防衛も達成しているベネズエラのチャンピオンであります

 

いつかの田口選手に遠からずの木村選手は攻撃特化型のラッシャータイプですな

 

その無類のスタミナとど根性ラッシュで相手を嫌がらせ続けることが勝利の鍵

 

そうか、奇しくもいつかの中国でのジャイアントキリング、ゾウ戦のような展開の再現が王座戴冠への近道でありましょう

 

だな

 

その展開が最短ルートだと思いますが…

 

ってことで、WOWOWオンデマンド観戦…

 

image

 

こんな感じね

 

僕のほぼ地元 日本一暑い街 埼玉県熊谷市出身の木村選手

 

特別な想いありますぜ

 

image

 

1R 両者右構え それぞれ手数の多い展開 木村が前に出てそれをカニサレスが迎撃する展開 木村のボディ打ちがいい 木村のガードは高い 手数でカニサレスとするが、拮抗している カニサレス10-9

 

image

 

2R カニサレスは滑らかなコンビネーションを持つため、一見優位に見えるも 木村は確実に消耗戦への布石となるボディー打ちと、気の抜けないしつこい攻撃繰り返し続ける カニサレス10-9

 

3R 木村がにじり寄り、ボディーを見舞う カニサレスは軌道の美しい左右を振るうも軽い 木村は下らない 前に出続ける 手数攻勢でポイントは奪われるも、しかし、長丁場になればわからない削り方は出来ていると思う カニサレス10-9

 

4R 木村の左右連打ボディー打ち カニサレスが下がる クリンチに逃れ始めた 削れてる カニサレス、さすがに巧さをみせる 手数とクリーンヒットでは優る カニサレス10-9

 

image

 

5R 木村としてはさらにボディー打ちを量産してカニサレスの前後左右に動く足を止めたい が、手数が出ない カニサレスが完全にアウトボクシングに徹した 木村のしつこさが嫌なのは確かだ 問題はここからだ カニサレス10-9

 

6R カニサレス、よく動くし、クリンチもうまい 木村のローブローに背を背けるカニサレス 再開 ノーガードで駆け回るカニサレスを木村が負いまわす …っと、ゴング間際、前に出た木村の顔面にカニサレスのカウンターの右が入った これはいかんパンチだな カニサレス10-9

 

7R 今のところ、僕の目にはフルマークでカニサレス ポイントの優劣ではカニサレス しかし、消耗度数では互角 根性対決にい持ち込めれば逆転の目はある 逃げるカニサレスを追う木村の構図は変わらない カニサレスの右に木村が初めて一瞬 下がった カニサレス10-9

 

8R 消耗度数は互角かと感じていたが、少し、木村が効かされ始めているか 非力だが切れてるパンチがカニサレス よく動く 手数も多く滑らか これがチャンピオンのボクシング 一撃入魂の挑戦者のボクシングはやや空転 何かきっかけになるビックパンチがないと流れは変わらないかもなぁ  カニサレス10-9

 

9R 木村のボディー打ちは単発 カニサレスの細かいパンチを木村が喰う 木村、上へのパンチが荒くなってきた カニサレスの巧さが際立つ 厳しい カニサレス10-9

 

10R 空転が多いとスタミナ消耗も激しい 木村の動きが荒くなる カニサレスは危機回避しながら的確にポイントを攫う 木村、足が止まった カニサレスのコンビネーションに動きが止まる 下がる場面が出現 効いてる 疲れてる カニサレス10-9

 

11R 厳しい ゴリゴリにして潰す作戦は失敗した これは認めざるを得ない 奇跡の一撃を期待するのは苦しい 木村、パンチを放った直後の首がぐにゃりと動く もう完全に疲れてしまったいる ただ、根性だけで戦っているに違いない 木村の右がカニサレスのガードを割って入った が、追撃ができない 逆にコーナーに押し込まれた もうスタミナがないのだ カニサレス10-9

 

image

 

12R  木村、大逆転に望みをかけて前に出るもカニサレスの衰えることのない旺盛なる手数の前に苦しむ 荒々しく前に出るも、及ばず…

カニサレス10-9

 

僕の採点ではカニサレスのフルマークだった

 

木村選手の良さとスタイルは確実に発揮された…

 

が、カニサレスの巧さと駆け引きが完全に優ったように見えた

 

決着は判定に持ち込まれた…

 

 

勝者、WBA世界ライトフライ級チャンピオン カルロス・カニサレス~‼

 

中国語につき採点詳細はわからなかったけれど、ユナニマスデシジョンではあったようだ

 

無念、熊谷の星 雑草の星は中国の地で散った…

 

しかし、まだチャンスはあると思う

 

気持ちでは負けなかったと思うし、木村選手は自分にできるボクシングは貫けたかと思う

 

先ずは休養

 

そして、再起して欲しい

 

まだまだやれると思う

 

ただ、ライトフライという階級が適正かどうかは僕には判断できないし、そこは今後の談話を聴いてみたい

 

カニサレス、ラッシャー型の多い日本選手にとって本当に鬼門になるタイプの技巧派なんですよねぇ

 

木村選手の突貫をよくぞ捌き切った…と褒めるしかないなぁ

 

 

WBA世界フェザー級タイトルマッチ

 

チャンピオン シュー・ツァン

×

挑戦者 同級10位 久保準

 

老獪なるベテランチャンピオンであったセルメニョを地元神戸で攻略してWBA世界スーパーバンタム級タイトルを獲得するも、しかし、初防衛戦ではいいところなく9RTKOに散った久保選手…

 

正直、僕は久保選手を高くは評価できない

 

セルメニョ攻略もチャンピオンだったセルメニョがスタミナ切れを起こした末に諦めてしまった印象は拭えなかったし、初防衛失敗のローマンが好ボクサーだったとはいえ、世界レベルとの差、その実際の壁の高さとのギャップが見事に露呈された印象も鮮烈過ぎた

 

思い切りの良さや執念を体現できたわけでもなく、手も足も出ずに挑戦者に屈した…という印象が強かった

 

で、僕は久保選手には申し訳ないと思いながらも、世界チャンピオンとしては何かが足りない…という確信が常に頭によぎってしまうのだった

 

ローマン戦の惨敗もなるべくしてなった…という王座陥落として僕には見えた

 

が、再起戦で日本フェザー級実力者である大沢選手とサバイバル戦に出場すると聞き、その気概には正直に驚いた

 

僕は大沢選手の勝利を予想した なぜならば、大沢選手はオーストラリアでオスカル・バルデスの持つ世界王座に挑戦して7RTKOで敗退するも、しかし、久保選手よりも「いい負け方」をしていたのがその根拠の核心であった

 

つまり、「ただでは負けない」というボクサーの矜持を体現できた…と僕には映ったわけで、そこは久保選手には感じられない部分であったのだ

 

しかしながら、そのサバイバル戦をスプリットデシジョンで勝利したのは階級を一つ上げてきた久保選手であったのだ

 

久保選手はサウスポースタイルのやや変則型、相手の良さを消しながら決定打を許さず、適度に有効打を量産しながら戦える軟投型という評価で正しいか?

 

とはいえ、いつかの徳山さんのような極限までそれを極めたような凄みは感じられない

 

大沢戦は関西開催で僕は観ていませんが、久保選手が果たしてどんな勝ち方をしたのか?がわからないのでちょっと何とも言えませんが、もし、久保選手が自身の気迫をその拳にのせて戦うことができるほどの覚醒を果たしているなら…と期待していますが、果たして…?

 

ただ、中国の世界チャンピオンが「勝てそうな挑戦者」として選ばれた公算も透けて見える気もする

 

元世界チャンピオンの肩書のある「かませ犬」としての挑戦者・・・が、咬みつくところをぜひ見せて欲しいし、思い切り発奮して欲しい

 

あぁぁ 久保選手の入場曲ですが、いつかの長谷川さんの影響かわかりませんが、エンヤ的なビューティフル旋律系で、個人的にはいただけないなぁ

 

こういうのって、ぶっちゃけ盛り下っちゃうんだよなぁ~

 

で、中国のチャンピオンはこれから戦うぞって感じのパワフルな自国のパワフルなロック調でしたな

 

国歌吹奏

 

あぁ

 

久保選手、気後れしてるかなぁ~

 

ダメ

 

ちょっと表情硬いなぁ、のまれてるかなぁ

 

チャンピオンの方がやっぱり腹が据わってるな

 

 

image

 

1R サウスポーの久保 チャンピオンのツァンは右構え 前に出るツァンに対して久保は捌きつつ効果的なボディー打ちを放つも、ラウンド中盤には顔面に被弾 積極性も優位だったのはツァン ツァン10-9

 

2R ツァンは距離感が少し遠いと感じているか 久保はサークリングしながらワンツーを繰り出す が、クリーンヒット数と距離が詰まったところで手数をまとめたツァンが優位 ツァン10-9

 

image

 

3R ツァンのパンチは大味で見栄えがよいさらに確実に有効打を生み出す 久保も当ててるが触るようなパンチしかない ツァン10-9

 

4R 決定打は許さないものの、しかし、技巧で優位に立てなければ敵地では不利 多少の戦い辛さは醸し出せているが、全体的に押し込まれている感がぬぐえない ツァン10-9

 

image

 

5R 久保は見栄えで負けているが、打ち返して入る自分から出てもいる が、劣勢感がいなめない ツァンのワンツーが久保の顔面を正面からとらえる 久保の顔面が跳ねあがる が、久保は下らない …っと、連打を浴びる がら空きの顔面に左フックが刺さる 久保は膝をつく ダウンだ 久保、立ち上がる 再開後反撃をみせるもさらに右を喰う サウスポーが右ストレートをまともに喰ってしまう最悪のパターン ツァン10-8

 

6R 連打を浴びるも必死で撃ち返す久保 ツァンは怖くない 久保のパンチを恐れてくれない 久保は連打を喰う ツァンはここぞとばかりに大味なラッシュを敢行っ

 

…が、レフェリーに止められてしまった

 

ちょっと早かったようにも思えるが、しかし、逆転への突破口はあまり見えなかったのも事実か…

 

 

6RTKOで、勝者、WBA世界フェザー級チャンピオン シュー・ツァン‼

 

あぁ、久保は選手は頑張ったが、しかし、どうにもいかなかったなぁ

 

前よりも思い切りもあったし、気概も感じられたが、しかし、執念の大きさとパワーの差が如実に出たか印象かなぁ

 

が、こう言ってはなんだが、世界タイトルマッチとしては物足りなさは否めなかったか?

 

アジア選手同士の対戦だと、つい、そう見えてしまうモノ悲しさは僕の見る目のなさがなせる業か?

 

久保選手、先ずは休養してください

 

もっともっとやり辛さを出せればよかったなぁ~


御愛読感謝


つづく