生中継観戦‼︎ 田中×田口 WBO世界フライ級タイトルマッチ | ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

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人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


テーマ:
2019 3 16   岐阜メモリアルセンターで愛ホール

WBO世界フライ級タイトルマッチ

チャンピオン 田中恒成

×

挑戦者 4位  田口良一


田口選手がWBA世界ライトフライ級チャンピオンだった時、一度 決まりかけた好カードでしたが、田中選手の目の怪我が起因で実現せぬまま時は過ぎた

田口選手がまさかの王座陥落、田中選手は3階級目となるフライ級タイトルを獲得

そして、幻となるかと思われたこのカードが実現

チャンピオンの田中選手が田口選手の挑戦を受けることになったわけですが、田中選手、なかなか粋なチャンピオンであります

ファンの気持ちをわかってるし、自身がどうしたら認められるかもわかってる

チャンピオン田中選手は離れても距離を置いても戦える万能型 さらに、打ち合いも辞さない闘志も備えている

一方の挑戦者 田口選手はジリジリと距離を潰して蟻地獄的なる攻撃に特化した日本の伝統的ラッシャー型

…さて、僕の戦前予想は駆け引きの幅と相性を勘案して優位なのは田中選手…と見ている

技巧を駆使しながら距離を支配、見栄えのよい有効打を量産するのはたぶん田中選手…

その延長線上にKOもあるか…と考えてもいる

判定でも、KOでも田中選手が優位かな、と

しかし、僕が好きなのは田口選手だ

WBAライトフライ級を7度防衛し続けた闘士 IBFタイトルも吸収した田口選手が好きなのだ

かつてついに日本チャンピオンとなった時、あの井上尚弥選手を初防衛の相手として受け入れて判定負けをした時から、僕は田口選手が好きなのだ

潔い男

無類の男

たから、応援するのは田口選手なのだ

R1 両者右構え いきなりの素晴らしい打ち合い
両者にとってクリーンヒットする間合いでの攻防 互角の打ち合いも、やや田中かなぁ 田中 10-9



R2  田中の右アッパーに田口の頭が跳ね上がる しかし、田口が距離を潰してしつこくボディからアッパー ストレート系のパンチは田中が優る 田中 10-9

R3  いきなり 田口の右にたたらを踏む 田口がラッシュ  田中踏ん張った 田中が巻き返す 田中の左ボディに田口が苦しむ 田中10-9



R4  田中が攻めて攻めて攻め続ける  いやぁ、やはり強い  田口が下がる  キレキレの田中のコンビネーションが炸裂 やや 一方的になりつつある 田中10-9

R5 田中の右がカウンターが炸裂  厳しい 田口の真骨頂である前進が発揮できない 田中10-9



R6  田口は延々と出続けるしかない 田中はじっくり見極めながら急所を狙える余裕がある 

天才型 と 雑草型 

その明暗があからさまになってゆく

田中10-9

R7 田口よ 苦しいが踏ん張れ …っと、田中の右が田口の顔面を正面からねじ込まれた 田中の波状攻撃が冴えまくる 厳しい… 田中10-9

R8  自由自在になりつつある田中 田口は愚直に泥臭く手を出すも、見栄えとクリーンヒットで劣る        田中10-9

R9  しかし、田口の闘魂の燃焼もまた凄まじい これ、よく倒されない 田中の出来は最高 キレもパワーも極地にある 田口の気迫の充実と矜持が鈍く輝き続ける  田中10-9

R10 田中の有効打が際立つ  が、田口は折れない 田口10-9

R11  鈍くとも割れない へし折れたりしない が、残酷にも 技巧と感性 の差が鮮やかに広がり続ける

田口、倒されるなっ

踏ん張れっ

踏ん張れっ

田中10-9

R12  田中が倒しに来たっ 勝利は確定的…が、田中は判定が嫌だっ 田口が、絶対に倒されない気なら、その強い気持ちに思い切りの攻撃で応える

両者、延々たる打ち合いの中、最終ラウンドのゴングを聞く…

higege91の採点 120-108

公式の採点  3-0(117-111×2、119-109)の大差判定で チャンピオン田中選手の初防衛成功



あぁ、田中選手、強いわ

フライならきっと4団体制覇できそう

日本では井上尚弥選手があまりにも輝きすぎてるからまだ国民的浸透感が足りなくて、中部の星…的な印象ありますが、田中選手は日本ボクシング界の歴史にあって、間違いなく最高峰のボクサーの1人であります

才能と闘志 その双方を最高温度でここまで燃焼し尽くせるのは 稀有 なのだ

まだまだ伸びる

まさに、文字通りの天才型 にもかかわらず、泥臭く打ち合いにも身を投じる勇気も兼ね備えている

いやぁ、素晴らしい

フライ無双 だと思う

そして、敗れた挑戦者…



いつかの井上尚弥戦と似た感触が残る判定負け…

愚直なる一本気な攻めのボクシングを貫き、倒されることなく判定に屈した田口選手…

不本意であろうが、また、今日も、敗者の美学を体現した田口良一…



清々しく、泥臭く、懸命に、一心不乱に、自分を貫き、散った



いい 負けっぷり  であった


今日もまた、鈍く輝いたな、と、胸が熱くなった


田口選手の進退や いかに…


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