ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチで正規王者ジェイミー・マクドネル(英国)に初回1分52秒でTKO勝ちを収め、3階級制覇を成し遂げた井上尚弥(大橋)。試合後、超高額賞金の一大イベント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」に参戦することを正式表明したが、初戦で19戦無敗のWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)との超豪華マッチがいきなり実現する可能性が浮上している。米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース24」が報じている。
【動画】今見ても衝撃と興奮が再び、世界のファンから「パンチはショットガン」の声も…HBOがYoutubeで公開した井上の衝撃の米デビュー戦
「衝撃の112秒」の余韻はいまだ冷めやらない。特集では「マクドネルのWBA118ポンドにおける4年間の支配は音を立てて瓦解した。ノックアウトアーティスト、イノウエの手によって」と25日のタイトル戦をレポート。16戦全勝で14KOの井上について「KOの達人」とまで称賛している。
井上は試合後、第2回WBSSで新設されるバンタム級のトーナメント参戦を正式表明した。WBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、WBA世界スーパー王者バーネット、IBF世界王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の参戦がすでに発表されており、井上も第1回に賞金総額5000万ドル(約53億円)で行われたフェスティバルに身を投じることになった。
王者そろい踏みの“ボクシング界のW杯”で「The Monster」は誰と戦うことになるのか。特集では「彼のトーナメント初戦はWBAバンタム級スーパー王者ライアン・バーネット戦になることが予想されている。25歳のイノウエはいまやバーネットの指名挑戦者。WBSSの大会組織委員会は大会初戦でバーネット対イノウエを組む模様だ」と報じている。
井上優位を予想「バーネットが突破できれば幸運だ」
19戦全勝の26歳バーネットはWBAで正規王者の井上よりも上位のスーパー王者に君臨。井上がマクドネルを倒したことで、井上が指名挑戦権を手にした。しかし、井上の参戦はスーパー王者にとっては悲報だという。「26歳のバーネットにとってはいいことではないだろう。もし、1回戦でイノウエ戦を突破できることができれば幸運だ」と特集では井上優位と分析している。
一方で、マクドネル相手に死角なしの強さを見せた井上にとって、スーパー王者を警戒しなければいけない部分があるという。記事では「トリッキーなファイター」と指摘。昨年10月21日の当時のWBA世界バンタム級スーパー王者ザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)戦の判定勝ちでバーネットは厄介さを証明したという。
「バーネットが通常のファイトでザキヤノフに勝つのは不可能だった。しかし、彼は抱きつきと組み合いを頻繁に繰り出すことで、パンチを放つことを妨害した。レフェリーがバーネットの抱きつきを看過したことによって、この試合は見るに耐えないものとなった。だが、彼には効果的だった」「バーネットが失格にならなかったことは信じられないものだった」
ザキヤノフにパンチを封じたクリンチ作戦。しかし、井上には通用しないとも分析している。
「ザキヤノフと異なり、イノウエは接近戦もうまい。猛ラッシュがあるので、体を掴むのは困難になる。もし、クリンチでイノウエに組みつこうとすれば、彼は腕を掴む前に5、6発は被弾する可能性がある」と指摘。クリンチするためにモンスターの連打を受けることになると予想していた。
「バーネットはイノウエから永遠に逃れることはできない」
井上有利が予想される中、WBSS参戦を表明したバーネットの勇気については高く評価されている。
「WBSSの参戦を決めたバーネットは評価に値する。なぜなら、多くの選手が彼をカモにしてしまうからだ。しかし、大会に参戦せずとも、バーネットのWBA王座陥落から救うことはできない。なぜなら、彼はイノウエと遅かれ早かれ対峙することになるからだ。バーネットはイノウエから永遠に逃げることはできない」
モンスターから逃亡不可能というスーパー王者の悲運に言及。IBFから現世界バンタム級王座ロドリゲスとの対戦を命じられると空位にした経緯があるだけに「もし、バーネットがイノウエから逃げるためにWBAのベルトを諦める行為を繰り返したら、彼はボクシングファンから逃亡者と認識されることになる」と厳しく指摘している。
井上もシードされる可能性があり、そうなれば、激突は上位に持ち越されるが、いずれにしても、倒さなければ頂点に辿り着けない強敵であることは間違いない。果たして、英国のスーパー王者はモンスターの餌食となるのか。正式な組み合わせ発表が今から待ち遠しい。
…まぁ、まだまだ、どうなるかわかりませんが、井上尚弥選手の破格の強さに世界の名だたるバンタムも戦々恐々でしょうなぁ
なんせ、あの勝ち方だもんなぁ
井上尚弥選手相手に、いきなり消極的な受けから入ったら序盤KO負け必至かな
かと言って、身体が温まる前に一発狙いで打ち合うのも賭けの要素強過ぎかな
…となれば、井上尚弥攻略の鍵はどこに⁈
ううむ
まだ、底を見せてないからなぁ
井上尚弥選手、まだ、ピンチらしいピンチの場面ってプロのリングで見せてないからなぁ
バーネットも、テテも、ロドリゲスも 井上尚弥選手が1番 嫌だろうなぁ
…あ〜ぁ、トーナメント組み合わせ発表が楽しみだなぁ
(^.^)
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