ボクシング&ロック野郎 higege91の夜明けはまだか?

人生の曲がり角に遭遇したボクシング&ロック・マニアhigege91。暇を見つけてはホール通い。ああ、俺は戦っているか!? ああ、俺は俺の求める『俺』に近づいているのか!?


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2017 9 11 アメリカ カリフォルニア州 カーソン

 

今日は日本のボクシング好きにとっては特別な日になります

 

日本の至宝、「怪物~モンスター~」こと、2階級制覇チャンピオンの井上尚弥選手のアメリカデビュー戦であります

 

日本歴代世界チャンピオンの中でも、その才能の輝きと圧倒的なる強さは最高峰であること間違いなしと謳われる、まさに、奇蹟の存在であります

 

さらに、そのアメリカデビュー戦の舞台が素晴らしい

 

世界の名だたる同階級の猛者が勢揃いの、「スーパーフライ」と銘打たれた特別な興業なのだ

 

同じリングに登場するのは4階級制覇のPFPローマン・ゴンザレス、2度戴冠のWBC世界スーパーフライ級チャンピオンのシーサケット・ソールンビサイ、元WBC世界スーパーフライ級チャンピオンのカルロス・クアドラス、そして、元WBA・WBO世界フライ級チャンピオンのフランシスコ・エストラーダ…

 

まさに、文字通りの「晴れ舞台」であります

 

井上選手の才能はもちろん素晴らしいわけですが、その才能のみならず、「持っている」ことは間違いない…

 

つまり、同じ時代に、それも同じ階級にこれらの名だたるライバルたちが存在しているということの奇跡もまた、物凄く特別であり、これを「持っている」と言わずして何と呼ぶ

 

この天運、この豪運と「持っている」と呼ばずしてなんと呼ぶ…

 

ということで、この多くの「奇蹟」が集まった『スーパーフライ』を堪能させていただこうと思います

 

WBC世界スーパーフライ級挑戦者決定戦

 

同級3位 ファン・フランシスコ・エストラーダ

×

同級2位 カルロス・クアドラス

 

さて、実はこの挑戦者決定戦が一番「面白い」んじゃないか? なんて見立ても多いこの大注目の一戦

 

クアドラスはゴンザレスの前のチャンピオンでありましたが、その非常にアグレッシブなるボクサーファイタースタイルでロマゴンを翻弄、判定で敗れたものの、しかし、クアドラス勝利の見方も少なくはなかったですねぇ その速射連打は破格ですなぁ

 

一方のエストラーダはかつてライトフライ級でロマゴンに挑戦し、もっとも苦しめたボクサーであり、その後フライ級でチャンピオンに輝くとその実力は一気に開花、君臨、そして、ついにスーパーフライへと乗り込んできました

 

メキシカン対決でありますなぁ

 

これもファン垂涎の好カードであります

 

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1R 両者右構え 積極的なるクアドラスを迎撃のエストラーダ どちらもイイ持ち味が出ている アグレッシブで クアドラス10-9

 

2R つばぜり合いつづく ゴング間際クアドラスの有功打 クアドラス10-9

 

3R アグレッシブはクアドラス クアドラスの右にエストラーダが下がる が、エストラーダの単発がクアドラスの顎をかするも積極性でクアドラス クアドラス10-9

 

4R 拮抗するも、エストラーダがわずかに有効打で優ったか? エストラーダ10-9

 

5R クアドラスがいきなりの右を痛打 エスラーダの左アッパーカットがクアドラスの顎を捕らえる 迎撃体制のエストラーダのパンチが当たり始めるも、しかし、単発だ クアドラスはよく動いてパンチをまとめる クアドラスのパンチは浅くとも数が多い クアドラス10-9

 

6R 堅実なる迎撃カウンターが狙いのエストラーダのカウンターが有効か? 手数はクアドラスだが、有効打でエストラーダ クアドラス被弾が増えた 荒いか? エストラーダ10-9

 

7R エストラーダのプレッシャーが強まった感が あ 連打からクアドラスの右が度々顎を捕らえる クアドラス、揺れた… 効いた が、踏ん張る 大味なるクアドラスよりも、堅く堅実なるエストラーダが大きく優位に見え始めている エストラーダ 10-9

 

8R クアドラス、がんばって手数を稼ぐも、しかし、エストラーダの狙い撃ちが的確 エストラーダ10-9

 

9R クアドラス劣勢を跳ね返したい スイッチしつつ いきなりのアッパーを当てる 速射連打 いいぞ が、エストラーダがアッパーカットを繰り出す さらにゴング間際にエストラーダのフックが命中 エストラーダ 10-9

 

10R テレビ実況の現地コメンテーターの採点ではクアドラスが優位って言っているけれど、ダメージングブローはエストラーダが多いんだよなぁ 開始早々、エストラーダの右が命中 効いた エストラーダの右がクリーンヒット 尻餅をついたクアドラス ダウン 再開 クアドラス 意地で打ち返す おおっ クアドラス、素晴らしい反骨 敢えて休まずに打って出た ポイントはエストラーダだが、気迫のクアドラス エストラーダ10-8

 

11R まだちょっと効いているか クアドラス、しかし、生命線の手数とフットワークを止めてはいけない 苦しいが動いて放つしかない 手数では劣るも、有効打はエストラーダか しかし、クアドラスの気迫は感動的だなぁ しかし、、しかし、エストラーダ優勢 エストラーダ10-9

 

12R 序盤クアドラス 中盤拮抗 終盤エストラーダ という印象か? 拮抗している が、僕の印象としてはエストラーダ優位だ クアドラスに頑張って貰いたい 苦しい エストラーダのパンチにバランスを崩す 苦しい エストラーダは喰ってもバランスを崩さない クアドラスの連打を一撃で下がらせたエストラーダ エストラーダ10-9

 

…くぅぅ あらゆる意味で見栄えの違いが印象的

 

派手に動いて派手に放つクアドラスと 堅実、実直に有効打を繰り出したエストラーダ

 

顎が上がるほどの被弾をしたクアドラスと 喰っても顔色変えずに顎を引いたエストラーダ

 

…どうかなぁ?

 

僕にはエストラーダの勝ちに見えたけれど… (116-111でエストラーダ)

 

公式の採点 114-113 × 3 の、ユナニマスデシジョン で 勝者…

 

カルロス・クアドラス~‼

 

 

 

え~⁉ 

 

現地実況音声にも観客の「?」とブーイングが聞こえてきましたが…

 

あれ~?

 

…っと、なんと直後に採点結果が大逆転、訂正されました

 

改めて、勝者、ファン・フランシスコ・エストラーダ‼

 

あぁ、混乱したっ

 

あるんだ~ こういうの

 

まぁ、エストラーダの勝ちですよねぇ

 

でも、クアドラスの執念、かっこよかった

 

 

 

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 

チャンピオン 井上尚弥

×

同級7位 アントニオ・ニエベス

 

さて、我らが「怪物」のアメリカデビュー戦はV6戦となります

 

挑戦者のニエベスは銀行員として働きながら世界チャンピオンを目指す、バンタムから降りて来た真面目なファイターであります

 

勝つのは当然、問題は勝ち方…

 

ナオヤ・イノウエがアメリカで、世界で認知されるにはその「勝ち方」が重要なのであります

 

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1R  両者右構え 井上が荒々しく 攻め立てる 冷静に、そして、アグレッシブに攻め立てた 井上10-9

 

2R ニエベスの思い切りのよいパンチは怖いが攻め立てる ゴング間際 井上のボディー炸裂、さらに、ニエベスのガードを割って顔面に入った 効いた っと、ここで拍子木の音をゴングと勘違いもったない 井上10-9

 

3R 渾身のパンチを捻じ込む 井上のプレッシャーの前にニエベスはコンビネーションを放てない 井上10-9

 

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4R 井上、ちょっと休んでいるか? が、徐々ににじり寄ってプレッシャーをかける 大味なるニエベスの大きなパンチは怖いが、まぁ、見切ってはいる 心配なのは強く打ち過ぎた時の右拳 井上10-9

 

5R にじり寄る そしてニエベスのガードもろとも強打を打ち抜く っと、井上の左ボディーに悶絶 ニエベス ダウン 再開 井上 防御もおざなりにボディーを狙い続ける ニエベス、井上の超前掛かり戦法に反撃するも、そのパンチを喰っても平然と強打 井上10-8

 

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6R しかし、ここまで攻撃的にやれるものか? 逃げるニエベス 井上 両手を上げて 打ち合え と アピール 井上10-9

 

…と、ここでニエベスがリタイア

 

勝者、WBO世界スーパーフライ級チャンピオン 井上尚弥~‼ V6達成~

 

いやぁ、力の差が歴然としてました

 

あぁ、見事なアメリカデビューを果たしました

 

これは物凄いアピ-ルになりましたべぇ

 

しかし、ここまで前傾姿勢で攻め倒すとは、その気迫が十分に伝わってきましたが、これは今後に大いに期待ですなぁ

 

すげえぜ、日本の至宝、モンスター~

 

ハンパねぇ

 

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 

チャンピオン シーサケット・ソールンビサイ

×

挑戦者 前チャンピオン ローマン・ゴンザレス

 

その判定が疑惑を読んだ前戦からのダイレクトリマッチ

 

前戦はぶっちゃけ、僕はロマゴンの僅差判定勝ちに見えました…が、シーサケットのクレバーにして勇気ある打ち込みには驚愕もいたしました

 

一発一発が重い上に、それが湯水のごとく溢れるコンビネーションと怒涛の波状攻撃となって延々とつづくのがロマゴンの雪崩のごときボクシングであります

 

前戦ではシーサケットがこれを真っ向から迎え撃ちながら決定打を喰うことなく、有効打を当て続けて互角の打ち合いを最後まで演じ、そして、シーサケットが僅差判定勝ちをもぎ取ったわけですね

 

本当に素晴らしい試合でしたねぇ

 

さぁ、今回もシーサケットはそんなロマゴンの延々たる雪崩のごとき波状攻撃を跳ね返せるのか?

 

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1R チャンピオン シーサケットはサウスポー ロマゴンは右構え ロマゴン 前に出るも シ-サケットが勇敢に打ち合う いやぁ、これ、シーサケットの方がいい シーサケット10-9

 

2R グイグイ攻めるシーサケット ロマゴンも積極的だが延々たるコンビネーションに繋がらない このまま最終回まではいかんだろ~? シーサケット10-9

 

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3R  強気だなぁ シーサケット、このまま攻め続けるとわからない ロマゴンペース掴めない 真っ向勝負のシーサケット しかし、ここ有効打数で ロマゴン10-9

 

4R シーサケット、スタミナ配分無視かと思われるほどの攻め これはすごい勢いだなぁ 

 

 

…っと‼

 

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メキッ‼

 

ダウンだ

 

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ロマゴンがカウンター喰った ダウン後、なんとか立ち上がったが、シーサケット荒ぶる攻め

 

うわぁ

 

ダメだ

 

ロマゴン 轟沈…

 

image  

 

ストップ…

 

勝者 4RTKO で WBC世界スーパーフライ級チャンピオン シーサケット・ソールンビサイっ‼ 初防衛成功‼

 

くわぁ、マジかっ

 

ロマゴンがぁ…

 

けれど、これこそがボクシングだぁ

 

シーサケット、あの勇敢なるぶ厚すぎる攻め…

 

素晴らしかったぁ

 

しかし、ロマゴンでもこんな負け方をするんだなぁ 

 

おそろしい

 

ボクシングとは…

 

あぁ、ボクシングとは、なんと恐ろしく、そして、なんと壮絶にして崇高なのだっ

 

まさに、魂の激突の果てに、シーサケットのクロスカウンターが貫かれたわけですが、これはそのシーサケットというボクサーの生き様が生んだ生涯最高の一撃…であった

 

あぁ、もう、真剣に見過ぎて、完全に、すっかりと消耗してしまった…

 

燃えた、燃え尽きた…

 

井上尚選手、良かったなぁ

 

さぁ、日本のモンスターが、世界のモンスターへと駆け上がるっ

 

御愛読感謝

 

つづく

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