沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。

「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。

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プラス(ポジティブ)思考って、実はキケン!?











・前向きに行こうよ
・ポジティブに考えた方がいい
・そんなネガティブにならないで





など、
相手を励ましたり、ずっと落ち込む相手を気遣ったりしてこのようなことを言うことありませんか?









職業柄、このような声かけは良くやってました。ただ、それがミスマッチの時もあるということを学びました。







今回の話、
実は前から気になってたプラス(ポジティブ)思考についてスッキリした内容なので、備忘録も含めて書こうと思いますニコニコ


















結論から言うと、
プラス(ポジティブ)思考に大切なのは、

起きたことに対して
プラス(ポジティブ)思考な、
解釈・反応をする

ということです。
(自分を不幸にしない13の習慣 より引用)













少し分かりにくいので、
具体的な話をします。









例えば、友人やパートナーとの海外旅行へ。

その旅行先で欲しかった服やバッグを安くで購入でき、とても満足して日本に帰って来たとします。しかし、そこで気付きます…







なんと、
自分の買った荷物だけ
全てホテルに忘れる事態。


そんなときに、あなたは
どのような反応をしますか??













少し想像してみて下さい。












例えば…
・何で大切なものを忘れたんだー
・忘れないように声かけてよ!
・どうして教えてくれなかったの!?










と、
落ち込んだり、怒ったりしませんか??















大切なのは、
このようなときに
プラス(ポジティブ)思考に解釈・反応する
ということです。






もし、
落ち込んだり、怒ったりすれば、

・私は本当にバカだー。。。
(自己嫌悪になり落ち込む)
・なんで忘れたの教えてくれなかったんだ!
(ホテル側や友人、パートナーに当たる)

と言うような解釈・反応になります。

しかしそれだと、
荷物への対応(ホテルに電話したり)が遅れるのはもちろん、周りも心配したり、イライラしたりして、悪循環になってしまいます。













では、どのように解釈・反応をすると良いのでしょう??










これはあくまで例えですが、

・俺ってバカだなぁ、と笑ってみる
・おっし、ホテルにすぐ電話だ!

と、プラス(ポジティブ)思考に解釈・反応できれば、

笑顔でゆとりをもったり、
切替を早くして迅速にフォローしたり、

自分自身も周りにも落ち着きを得ながら、素早くその状況に対応することができます。
(まぁ、焦りや不安などはありますが、冷静に対応ができる可能性が高まります。)




















今のは例ですが、
自分自身や周りがピンチや困っている状況こそ、この思考による解釈・反応の大切さがわかるはずです。


















では、話は変わって、
危険なプラス(ポジティブ)思考とは
何なのでしょう??















それは、


結果に対してだけ
プラス(ポジティブ)思考

になることです。














つまり、
・私なら絶対に出来る
・君なら上手くいく
・大丈夫だから安心して

と、

プロセスを加味しない
プラス(ポジティブ)思考は
危ない、ということです。













実際過去に私は、生徒が落ち込んでいるとき「君なら大丈夫だよ」と声かけをしたことがありました。






するとその生徒に、



「どうして大丈夫って言えるんですか?」



と言われたことがあり、
ドキッとしたことがありました。
(ちゃんと根拠が言えたので、生徒も私自身も大丈夫でしたが。)















なので、
プラス(ポジティブ)思考に考える(考えてもらう)時は

結果だけではなく、
プロセスやアクションを意識したプラス(ポジティブ)思考

で考えたり、声かけしたりすることが大切だということです。




















さて、
ここまでプラス(ポジティブ)思考についての大事な考え方や注意点を話してきましたが、あくまでこれは スタート。



ここから
毎日、プラス(ポジティブ)思考で解釈・反応するトレーニングが必要なのです。
(簡単ではないんですーチュー)




だからまずは、

一日一思考

から試してみて下さい。



※↓これを参考に笑












私自身、まだまだではありますが、このトレーニングをしていたので、だいぶ気持ち的に楽になりました。

そして、対応も冷静に出来る様になることが多くなり、人付き合いや仕事、家庭も良くなりました。(もちろん、上手くいかないこともあります。ただ、上手くいったことが7割以上もあるので、個人的には上々だと感じています。)






 




本当に大変ではありますが、もし色々悩みが多く、精神的にキツいのであれば、一つの手段として試してみるのも良いかもしれません。




あなたの心が安らぎ、あなた自身はもちろん、周りの方々にも安らぎを与えて、充実した生活が送れることを願います。




教師としても気をつけつつ、生徒にプロセスやアクションを意識したプラス(ポジティブ)な声かけを今後もしていきたいと思います。





教室の比嘉より





この本の振り返りをブログで書くのは、これでひとまず終えたいと思います。ただ、ブログにしていない内容が、あと10個も本には書かれています。時間が作れそうであれば、それらも私の経験を通してブログにしたいと思います。本当にオススメなので、良ければぜひご一読ください。
自分を不幸にしない13の習慣