沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。
「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。
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間違った「目標設定」してませんか??
「海賊王におれはなる!」
と、ある漫画の主人公は言います。
さて、
この目標設定は正しいのでしょうか??
私が読んでいる本
自分を不幸にしない13の習慣
では、以下のように書いています。
(自分の)「行動、振舞いにフォーカスして、結果のことは忘れろ」
(自分を不幸にしない13の習慣 より引用)
もちろん結果は大切です。
ただ、宝くじで1億円当てるように、
コントロールできないことを目標にする
ことは相手の気分や状況など、他人や環境により変化(依存)するため、良くないことだと書かれています。
(米交渉人ジム・キャンプ氏)
なので、大切なのは
あなたのコントロールの
範囲内の行動や振舞い
にフォーカスして
目標を立ててみる
ということです。
例えば、
目標設定を
「東大に合格」と結果にフォーカス
します。
すると、プロセスや行動を無視しがちになり模試の判定だけにこだわる傾向が強くなります。判定などは模試を受けた他の受験生の出来なども影響するので、結果にフォーカスすることは本人のコントロール「範囲外」になります。
だからそのようになりたいのであれば、実は「今の学力でもやるべきことがたくさんあり」、その結果に見合った自分のコントロールできる範囲内での行動や振る舞いが必要となるわけです。
そう考えることで、東大に合格するために、あなたは達成可能な具体的目標を立てることができます。
例えば…
・模試の正答率が低い単元の復習をする
・東大合格のため、自己・傾向分析をする
・分からないことは先生や友達に必ず聞き、ノートにまとめ振り返りノートを作る
など、
小さな目標達成(成功)を積み重ねていくことがセルフイメージに良い影響を与え、成功パターンの癖が出来るようになります。
そのプロセスによって取り組み方を軌道修正し、成長していくことで、結果は良いものとなるということです。
実際私も数学は苦手でしたが、自分に出来る範囲で勉強に励むことで、少しずつ少しずつ出来ることが増え、力をつけていくことができました。
それにより自信が持て、数学の問題に対しても前向きになり、どんどんチャレンジしていけるようになりました。
そのような私自身の経験も踏まえ、
やはり「高すぎる目標設定」や、
「抽象的な目標設定」ではなく、
そこに至る
明確なプロセス
を立てることが重要ということです
さて、「海賊王」を目指す
漫画の主人公の目標設定についてですが、
私的には彼の目標設定は「正しい」と思います。
理由は、
・信頼できる強い仲間をみつける
・旅に出る船が必要
・自らの力を知り鍛錬に励む
など、目指すゴールに向かって
プロセスを明確にクリア
していっているからです。
※漫画を読んで見て下さい
あなたの目標設定はいかがでしょうか。
うまく行っていないのであれば、今一度、原点に帰り、目標設定を見直してみるのもアリかもしれません。
あなたが少しずつでも目標に近づけることを願っています。
もちろん、私自身もそうですが、親・教師として子どもや生徒に目標設定させる場合は、このことを忘れずに気をつけていきます。
ご活用頂けたら幸いです😌
お互い意識して取り組んでいきましょうね💪
教室の比嘉より
この本、私は中古で安く購入したのですが、定価の何倍も価値がある本だと思います。ただ、注意することは読むだけでなく「実践する」こと。私自身も目標設定に気をつけ、成長していきたいと思います。
自分を不幸にしない13の習慣