沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。

「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。

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先日高校総体県予選で、私が顧問をしているチームは負けてしまい、3年生最後の大会が終わりました。
(選手権大会までやる選手は少ない)



かなりの大差で負けてしまいましたが、選手を始め、出られなかった部員、マネージャーたちは、チームのために一生懸命頑張ってくれました。





ただ私は監督らしいこともできず、試合後は、選手たちに何をしてあげられたんだろうと考えていました。

正直、担当部活は専門でないため、技術指導は全く出来ない状態で顧問をしていまして。。。

そんな中、大会でのベンチワークも上手く出来ず、私の経験則のみで生徒たちに指示を出し、このような結果になってしまったことを申し訳なく思っていました。
















そんな中、お疲れ会をやりましょう、と父母と選手たちからお誘いを受けました。

それぞれにお礼も伝えたかったので、「ぜひ参加させてもらおう」と思い、行くことにしました。
(急にもかかわらず参加できたので、嫁さんと娘に感謝)



















そして夕方。




お疲れ会には、すでに何名かの選手が集まっていて、バーベキューをしていました。
(お肉柔らかくてめちゃ美味しかったぁ)



父母もいらしていて、会の招待のお礼と、選手に関するお話を色々とさせてもらいました。





長居は出来なかったので、食事をし、ひと通り父母や選手たちに挨拶とお話をして帰ろうと考えていたら、、、

キャプテンからひと言。


















「先生、最後のミーティングしましょう」






とお願いされ、みんなで輪になって話をすることになりました。





















実は大会までの2ヶ月、色々とやんちゃなことをしていた選手たち。


そのたびに叱っては話をして、どうしたら改善できるのかを互いに考え合っていました。
(選手間では、私のことを「あいつムカつく」って思っていたそうですが笑)

















私は時に感情的になってしまうことがあるので、選手たちにそう思われても仕方のないところがあり、反省は多々ありました。


ただ、そんな中でも選手たちは私の話を聞いてくれていたので、選手たちには「感謝」を感じることがたくさんありました。















なので、そんな想いも含めながら、ミーティングでは3年生個々に話をし、選手たち、マネージャーに感謝を伝えました。












みんな、真剣に話を聞いてくれ、とてもありがたかったです。


















次に、3年生1人ずつからも話をすることに。














これがちょーーよかった。








みんな始めは恥ずかしそうに、照れ笑いしていましたが、話していくうちに想いがこみ上げてきたのか、涙ぐんでいました。






そして、みんな話す内容は、これまでの苦労や悩みだけでなく、



「仲間」
「感謝」
「努力」




に関しても話をしていました。














もう、鼻水もんっすよ。




だって、「仲間は宝です。」って言うんですよ。いや〜、まいった、まいった。




特に、3年間やんちゃな選手たちを支えたマネージャーの話はグッときましたね。

「辞めたい時期もあったけど、今日の試合後にみんなの笑顔を見れて、とても満足でした。」って泣きながら言うんです。。。







もらい泣きしちゃいましたよ涙笑

























部活動での結果は
もちろん大切です。



ただ、大切なのはそれだけでないと思っています。








そういう意味で、彼らが最後にこのようなコトバを含めて話をしてくれたことは、結果だけでない、彼らの成長を感じることが出来た、素晴らしい時間だったと思いました。






















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この日は日が落ちるまでミーティングをし、みんなで泣いて笑って、とても素晴らしい時間を過ごしました。













部活動は引退ですが、これからはそれぞれがそれぞれの目標に向かって進みます。



その時も、この仲間と共に切磋琢磨して、支え合ってくれたらと思います。
















さて、
来週からは新チーム。



このメンバーも先輩方に負けないくらい、最高の高校総体を迎えれるよう、共に頑張っていきたいと思います。











ただ、

技術指導、どうしよ??