カトリック・セントラル高校（Catholic Central High School）が、アイコニックなミュージカル『マンマ・ミーア！』を上演！公演は金曜日から3月22日まで行なわれる。

＊『マンマ・ミーア！』ライブ公演（カトリック・セントラル高校提供の写真）。

このミュージカルは、ABBAの忘れられない名曲の数々をフィーチャーし、ユニークな舞台セットが太陽輝くギリシャの島へと観客を誘う。

演出家のブレイデン・ダルトン（Braden Dalton）によると、「イン・ザ・ラウンド（in-the-round）」形式を採用しているため、観客のすぐそばで演技が繰り広げられ、没入感のある劇場体験が楽しめるという。

「キャストたちは、通常の舞台とは異なる動きを意識しながら、四方の観客と積極的に関わるように努力しています」とダルトンは語る。
さらに、「ミュージカルの中には、観客を巻き込み、キャストと観客が一体となるシーンがいくつもあります」とも述べている。

観客参加型のシングアロング公演も開催！

3月15日、19日、22日には、特別な「シングアロング公演」が開催され、観客が一緒に歌うことが奨励される。

「観客が歌うことで、まったく新しい形で舞台と関わることができます。『マンマ・ミーア！』の曲はとてもキャッチーで歌いやすいので、
演劇やブロードウェイ好きの人も、ポップミュージック好きの人も、そして初めて聴く人でもすぐに覚えて楽しめます！」とダルトンは話す。

さらに、シングアロング公演のチケット1枚につき5ドルが「Chinook Child and Youth Advocacy Centre」に寄付される。このセンターのスタッフも公演に参加予定。
また、「Rogers Birdies for Kids」が50%のマッチング寄付を行なうため、さらに支援が拡大する。

「このプロダクションに関われることをとても嬉しく思います」と、センターのマネージャー、シェリル・パターソン（Cheryl Patterson）氏は語る。
「教育は私たちの活動の重要な柱なので、CCHSとのパートナーシップはとても意義深いものです。さらに、寄付は支援を必要とする子どもや若者たちのために、大切なリソースとなります」。

舞台裏でも地域貢献を意識

舞台監督のマイケル・シュミット（Michael Schmidt）氏は、「地域社会に貢献できる機会があることはとても大切」だと強調する。

「この作品には、Chinook Child and Youth Advocacy Centreの活動と共鳴するテーマが含まれています。
たとえば、逆境を乗り越える力や、困難やネガティブな状況に対して前向きに対応する姿勢などです」。

50人以上の生徒とスタッフが参加

この『マンマ・ミーア！』のプロダクションには、50人以上のCCHSの生徒が出演・制作に関わっている。
ステージ上での演技はもちろん、音響、照明、音楽、ヘアメイク、衣装、舞台セットのデザインなど、すべての要素に生徒たちが携わる。
さらに、十数名のスタッフや大人のボランティアもサポートしている。

チケット情報

🎟️ チケットはEventbriteで販売中！
📍 会場：ナイツ・オブ・コロンバス・エッグプラント・シアター（※）
⏰ 開演：19:00
☀️ マチネ公演（昼公演）：3月15日、16日、22日 13:30

ABBAの名曲と感動の物語を楽しみながら、地域の支援活動にも貢献できる素晴らしい舞台。ぜひこの機会をお見逃しなく！

※カトリック・セントラル高校（Catholic Central High School, CCHS）は、カナダ・アルバータ州レスブリッジ市に位置するカトリック系の高等学校です。同校は、ホーリースピリット・ローマンカトリック教育区（Holy Spirit Roman Catholic School Division）に属し、10年生から12年生（日本の高校1年生から3年生）を対象としています。

※ナイツ・オブ・コロンバス・エッグプラント・シアター（Knights of Columbus Eggplant Theatre） は、カナダ・アルバータ州レスブリッジ（Lethbridge, Alberta, Canada）にある劇場です。

https://www.mylethbridgenow.com/52246/news/community/mamma-mia-connects-with-audience-and-community/

『マンマ・ミーア！』が観客と地域をつなぐ