新・脂肪肝② その1 | 東大阪病院 人間ドック・健診センター ブログ

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例年のごとくインフルエンザが猛威をふるっていますえーん
皆さんいかがお過ごしでしょうか? 
うがい手洗いを忘れずに!

また、体調の悪い時は無理に出かけず家で暖かくして安静にしましょう^^

今回は前回(2019年1月10日掲載 タイトル『新・脂肪肝①』)に引き続き‘’脂肪肝‘’について紹介していきます。

健康診断や人間ドックの腹部超音波検査で「脂肪肝」と指摘を受けると、

 

「脂肪肝か~、まいったなあ(汗)」

 

「脂肪肝と言われちゃったよ!(苦笑)」 「俺も!」 「私も!」等、 

 

割とにぎやかな反応をよく見かけます。

 

内心『あちゃ~』『まずいなあ・・・』と思っておられるかもしれませんが、

“脂肪肝の何がまずいのか?”本当に理解されているでしょうか?


「脂肪肝=肝臓に脂肪が貯まる」と、

       どのような問題が起こるのでしょうか?


「肝臓に脂肪が貯まっている」ということは、

「体に脂肪が貯まっている=太っている・標準体重をオーバーしている」可能性が高いので、生活習慣病のリスクが高まります。これは問題です。

 

太っていなくて脂肪肝になっていると言う事は高脂血症の可能性がありますので、同じく生活習慣病のリスクがあります。これも問題です。

 

 

ただし、これらは脂肪肝自体が原因なのではありません。


そもそも、肝臓とはどのような臓器なのでしょうか?


肝臓 とは
お腹の右上にある臓器で、一部は肋骨の下に隠れていいます。
成人では1~1.4㎏ほどもある、身体の中で一番大きな臓器です。

 

肝臓の機能は大きく分けて3つ

 

 「代謝」

 

 「合成」

 

 「解毒」 です。

 

私たちが口にする食物は、腸など消化管で吸収され肝臓へ運ばれます。肝臓では、運び込まれた栄養素を分解し、新たに体に必要な物質を生成したり、体の害になる物質を無害なものに作り替えたりしています。

肝臓の働き [代謝・合成]
 ・糖類を肝臓でグルコースに変換し、グリコーゲンとして肝臓内に貯蔵する。
  グルコースは体のエネルギー源であり、血中のグルコースが不足すると、肝臓でグリコーゲンを分解し血中にグルコースを補充する。

 

 ・体に必要なたんぱく質やコレステロールを産生する。

 

 ・菌やウイルスをやっつけるために必要な免疫に関わる物質を産生する。

 

 ・血を固めるのに必要な物質(凝固因子:ぎょうこいんし)を産生する。

 

 ・脂肪の消化を助ける胆汁を産生する。

 


肝臓の働き [解毒]
 ・体内で産生された有害なアンモニアを無害な尿素に変える。
 ・細菌が産生する毒素を処理する。薬物を無毒化する。
 ・アルコールを分解・無毒化する。

などなど、肝臓は非常に重要で多種多様な役割を担っています。

さて、次回は「健康な肝臓」と「脂肪肝の肝臓」をイメージ図で比べてみたいと思います。

乞うご期待くださいニコニコ

 

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