がん予防 | 東大阪病院 人間ドック・健診センター ブログ

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大阪市城東区にある東大阪病院の「人間ドック・健診センター」スタッフによるブログです。


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前回、乳がんのリスク(危険因子)について紹介しました。

 

乳がんのリスクを増加させることが「確実」とされるものは、

「アルコール」「肥満(閉経後)」でした。

 

「アルコール摂取」は『生活習慣』であり、「肥満」は『生活習慣』に原因がある場合がほとんどです。

 

生活習慣をあらためることは、

がんの予防につながります。

今回は、前回に引き続き、「世界がん研究基金」が発表した、「食物、栄養、身体活動とがんの予防:世界的展望」より、科学的根拠に基づいたがん予防のための10項目について、紹介します。(内容は一部省略しています。言葉を分かりやすく変更しています。コメントや解説も加えています)


1.身体の肥満度:体重を正常範囲に保つ
 健康的な体重を一生保つことは、がんの予防にもっとも大切な事の一つである。またこれは、他の種々の慢性疾患を予防する。過体重・肥満は、がんや、脳卒中、糖尿病、心疾患等のリスクとなる。
 ※肥満にならないこと。また、日本人は痩せすぎも多いので注意です!
 

2.身体活動(運動)

日常生活で、体を動かし

活動的な生活をすること
 特に工業化された国々(先進国のように)や都市部の人々では、人類として適合している身体活動のレベルより、習慣的に低い活動レベルの生活をしている。どんな身体活動であっても、複数のがんに予防的効果があり、体重増加や肥満を防ぐ。
 ※日本人も含めて「運動不足だよ!」ということですね。
 

3.体重を増加させる食物や飲料

カロリーの高い食物の接種を制限する。

糖分の多い飲料を避ける。
 カロリーの高い食べ物、糖分の多い飲料の消費は、肥満傾向を助長している。ドリンクは、水分量が多く食べ物よりカロリーが低いが、満腹感をおこさないため、その後もエネルギー(食べ物など)摂取をしてしまい、過剰摂取になり体重増加となりやすい。
 ※ファストフードは、食べないか、食べてもごく控えめにしましょう!

4.植物性の食事

植物性の食品を主として食べる事。
 科学的根拠によると、大部分のがんに予防的な食事は、主として植物性食品で構成されている。
植物性の食事とは、非でんぷん性の野菜(緑色の葉菜類)や果物。色が違うもの(赤・緑・黄など)を多種類食べるとよい。でんぷん性の野菜とは、いも類のこと。いも類でない方がカロリーは低く、たくさん食べても体重増加につながらない。
※いもを食べるなとは、言っていません。いもや米といった主食を食べるなら、野菜・果物・豆も一緒にとりましょう!

5.動物性食品:肉(牛肉・豚肉など)を控える。

加工肉はできるだけ避ける。
  肉の摂取を週に500g以下とする。肉・加工肉は、複数のがんの“確定的”または“ほぼ確実”な原因である。肉は大切な栄養源であり、食べないことを勧めているのではない。“500g”は調理した状態の重さ。生肉だと750gぐらい(調理法による)。
※若い男性以外では、日本人はそんなに食べないかも?(焼肉に行ったときは別かもしれませんが^^)

以上が、「世界がん研究基金」による、がん予防に関する勧告です。勧告は1~10まであります。次回、続きを紹介しますニコニコ


研究や統計は、あくまでも数字(可能性)であり、あてはまるリスクがないから・リスクを減らす努力をしているから、がんにならないわけではありません。また、可能性が高いから必ずがんになるわけでもありません。


繰り返しますが、
生活習慣をあらためることは、がんの予防につながります。
これを機会に、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

 

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