はじめよう月1回の乳がん自己検診③ | 東大阪病院 人間ドック・健診センター ブログ

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大阪市城東区にある東大阪病院の「人間ドック・健診センター」スタッフによるブログです。


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みなさんこんにちは。
ブログ訪問ありがとうございますウインク

今回は、自己検診に関連して、

 

“中間期乳がん” について

 

医療雑誌に研究報告がありましたので
その紹介と、

“自己検診時のワンポイントについて”です。

“中間期がん”とは乳がん検診を受けていたにも関わらず、検診と次の検診との間に発見されるがんのことです。

“中間期乳がん”と考えられたのは、ある施設で「乳がん」と診断されたうちの約5%でした。
 
以下のような3つのタイプに分類されていました。

 

①増殖スピードが非常に速いタイプの乳がんで、前回の検診では触診でも画像検査でも分からなかったもの。

 

②がんが小さくて、触診でも画像検査でも分からなかったもの。

 

③前回の検診時に見落とされたもの。

 今回研究の“中間期乳がん”では、検診時にマンモグラフィかエコーのどちらか1つのみを受診された方が多かったようです。
大規模な研究でもマンモグラフィとエコー検査の両方を受けた方が乳がんの検出率が高いことが報告されていますので、余裕があれば、マンモとエコー検査の両方を受診することが勧められます。(特に40~50歳代)

残念ながら、定期的に健診を受けていれば、必ずがんを発見できるとはかぎりません。
他の病気にも言える事ですが、医療は100%完璧ではないからです。


今回の“中間期乳がん”発見のきっかけは、自覚症状です。
日頃から、気になることがあれば早めに病院受診するよう心掛けましょう。
『あと少し待てば、検診日だから・・・』と、自覚症状があるにもかかわらず、一か月から数か月放置して検診を受診すると、その間にがんが進行するかもしれませんし、検診を受けて、その後に病院受診となるため、さらに時間も手間もかかります。

以下は、以前紹介した乳がんの自覚症状です。


 上記のような自覚症状があれば、乳腺外科や乳腺外来などの専門機関を受診しましょう。
ただし、乳がんは自覚症状が少ないため、何もしないままでは気が付きにくいがんです。
 少なくとも月1回、自己検診を習慣づけることで、検診と次の検診の間のがん“中間期乳がん”を発見したいものですね。


☆自己検診をする際のポイント

皆さん、自己検診ではどれくらいの範囲を触ればいいかご存知でしょうか?
乳腺は思ったよりも胸の広い範囲に分布しています。
以下の左側の絵は丸い円の部分を自己検診していますが、それですと☆マークの部分がもれてしまいます。☆マークの部分にも乳腺は広がっていますし、検診でもがんが検出されにくい部分です。
右の絵のように四角い部分を意識して触るようにしましょう。
 
自分の体を守るのは、自分自身です!

 

ぜひ、月に1度の自己検診を習慣化し、

  年に一回は乳がん検診を受診しましょう!!

 

 

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