胃がんについて | 東大阪病院 人間ドック・健診センター ブログ

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大阪市城東区にある東大阪病院の「人間ドック・健診センター」スタッフによるブログです。


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皆さん、こんにちはニコニコ


ブログの訪問有難うございます。

さて今回は【がんについて】の3回目

『胃がん』についてお話ししていこうと思います。

胃がんの患者数

 

胃がんは日本人の“がん”による死亡者数では第2位で、

毎年、約10万人もの人が新しく胃がんに罹っています。
肺がんに罹る人が約5万人程度と言われているので、

そのほぼ2倍となり、
日本人は胃がんになりやすい民族と言えます。

しかし、肺がん患者の死亡者数の方が、

胃がん患者の死亡者数より上回っており、

たとえ胃がんになったとしても治る方が多いと言えます。

 


胃がんは50歳以上の男性に多い

胃がんは男女とも50~60歳が罹患数のピークになりますが、

30代や40代でかかる人も珍しくありません。
男女比でみてみると年齢が高くなるにつれて

男性の比率が高くなっていきます。
70歳以上になると男性が女性の

なんと4倍も胃がんになりやすいというデータがあります。

 


胃がんが発生する部位

胃は上(食道につながっている部位)から

胃上部・胃中部・胃下部と分けられ、

 

胃がんの発生頻度は
  胃上部・・・約18%
  胃中部・・・約40%
  胃下部・・・約42%

 

統計的にみると胃の真ん中から下の方にかけて

がんが発生しやすいです。


日本人に胃がんが多い理由

胃がんは昔から世界の中でも日本人に多い

がんと知られています。
その原因として考えられているのが

【塩分量の多い食事】と【ヘリコバクターピロリ菌】です。

ヘリコバクターピロリ菌は胃の中に住み着いて

胃の粘膜を傷つけてしまう細菌です。
日本は先進国の中でも衛生管理や上下水道の整備が遅く、

井戸水を飲むことによってその感染が広がったと言われていて、

現在も50代以上の約8割がこのヘリコバクターピロリ菌に

感染していると言われています。

また塩分も胃粘膜を傷つけてしまう為、塩分の多い

干物や漬物などの和食も胃がんのリスクを高める事が

分かっています。

しかし逆に言えばヘリコバクターピロリ菌の除菌や、

減塩によって予防できる可能性の高いがんだと言えます。

 


胃がんの症状

胃がんの症状として以下のものが挙げられます。

 ・上腹部に痛みや違和感がある
 ・消化不良
 ・胸やけ
 ・慢性的な胃痛
 ・食事をとると胃の痛みが改善する
 ・食べ物を飲み込んだときにつかえる感じがする
 ・お腹が張っている(腹部膨満感)

しかし初期の段階では症状が現れないこともありますし、

胃炎や胃潰瘍の症状とも似ているため、

胃薬を飲んで痛みを一時的に紛らわせて

病院に検査を受けに行かない方もいらっしゃいます。


胃がんの検査

胃がんの検査としては以下のものが挙げられます。

  ・X線造影検査(バリウム)
  ・内視鏡検査(胃カメラ)
  ・腫瘍マーカー検査
  ・CT検査
  ・注腸検査


胃がんの検査では

 『X線造影検査(バリウム)』と『内視鏡検査(胃カメラ)』が

代表的なもので、この2つの検査は人間ドックでも

一般的に胃がんのスクリーニング検査として行われています。

よく『バリウム飲んだ』とか『胃カメラ飲んだ』と聞くことが

あるかと思いますが、それぞれX線造影検査と

内視鏡検査の事になります。


X線造影検査と内視鏡検査

X線造影検査では検査前にバリウムを飲みます。
胃は袋状の臓器ですが、中に何も入っていなければ

萎んでいますので、きれいに撮影が出来ません。
そのためバリウムを胃に入れる事で

胃の表面をきれいに撮影する事が出来るのです。

内視鏡検査(胃カメラ)については

もう皆さんご存知だと思います。
先端にカメラが付いた細い管を口や鼻から挿入し、

胃の粘膜を直接見る検査です。


胃がんは早期に発見し、適切な治療を行えば

約98%が治るとも言われています。

 

胃がん初期は症状が現れず、

自分で気付かないことも珍しくありません。
ですので、おかしいな?とか、

いつもと何か違うな?と

少しでも感じる事があれば迷わず病院で

検査を受ける事をオススメします。

 

当院が力を入れている

『からだに負担の少ない内視鏡検査への取り組み』の

詳しい内容はこちらをご覧ください音譜

 

 

 

 

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