こんにちは音譜

東大阪病院で看護教育主任を務めているIです。

転職を考えている看護師の皆さん、特に中途入職を検討されている方は、「新しい職場でうまくやっていけるだろうか」「教育体制はしっかりしているのだろうか」といった不安を抱えているのではないでしょうか。私自身も転職を経験しているからこそ、その気持ちが痛いほどよくわかります。

今回は、そんな皆さんの不安を少しでも和らげるため、そして「東大阪病院で働きたい!」と思っていただけるように、私たちが大切にしている中途入職者の教育体制について、皆さんに寄り添う形で詳しくご紹介したいと思います。

ブログという親しみやすい形で、私たちの想いをダイレクトにお伝えできれば嬉しいですニコニコ

中途入職者教育の「本当の」目的とは?
当院が中途入職者教育で最も大切にしているのは、単に業務を覚えていただくことではありません。もちろん、最終的な目標は皆さんが自立して安心して業務を行えるようになることですが、それ以上に重要なのは、皆さんが「この職場で働いてよかった」「自分の力を最大限に発揮できる」と心から思えるよう、職場環境にスムーズに適応できるようサポートすることです。

私たちは、皆さんのこれまでの経験や知識を尊重しつつ、当院の文化やルールに自然に馴染めるよう、丁寧なコミュニケーションを心がけています。入職後、「いつまでに何ができるようになるか」という目標は、画一的に押し付けるのではなく、皆さんのこれまでの経験やスキル、そして「これからどうなりたいか」という希望をじっくりと伺い、一緒に相談しながら設定していきます。皆さんのペースに合わせたオーダーメイドの教育体制こそが、早期の成長と安心感につながると考えています。

そばにいる安心感
中途入職者の皆さんには、入職初日からサポーターという名の先輩看護師が一人、専属でつきます。これは、新人のプリセプター制度と同様、業務の指導だけでなく、皆さんの精神的な支えとなる存在です。

サポーターは、東大阪病院の業務の流れや独自のルールはもちろん、電子カルテの使い方から部署内の人間関係の悩み、プライベートなことまで、なんでも相談できる心強いパートナーです。サポーターは、クリニカルラダーレベルⅢ以上の経験豊富な看護師が担当し、新人指導も経てきたベテランが多いため、高い専門性はもちろん、メンタルサポートに関する知識と経験も豊富です。

また、「交代勤務だとサポーターと毎日会えないのでは?」と心配されるかもしれませんが、ご安心くださいひらめき サポーターが休みの日でも、指導者という役割を持った別の先輩看護師が、皆さんのフォローに必ず入ります。これにより、「誰に質問したらいいかわからない…」という孤独感や戸惑いを解消し、いつでも安心して業務に取り組める環境を整えています。

マニュアルを超えた「場に馴染む」ための特別な研修

:オンボーディング
仕事に慣れるためには、業務を覚えることが最優先と考えがちですが、実はその前に誰もが必ず経験している大切なステップがあります。それは、その「場に馴染む」ことです。
新しい環境では、物の置き場所、スタッフの名前と顔、暗黙のルールや雰囲気など、言葉にはされていない多くの情報を無意識のうちに「見る」「知る」「感じる」作業をしています。同じことを言っても返ってくる言葉や反応が違うと、声をかけることに少し勇気が必要になることもありますよね。
東大阪病院では、サポーターや指導者向けの特別な研修として、この「場に馴染む」というプロセスをサポートするためのオンボーディングという研修を導入しています。
この研修では、些細なことでも積極的に声をかけたり、業務外の雑談を交わしたり、部署の一員として温かく迎え入れる姿勢を示すことの重要性を徹底しています。これにより、新しい環境での緊張や孤立感を和らげ、皆さんが本来持っている力を存分に発揮できるような土壌を育んでいます。

成長を実感できる「技術チェックリスト」
中途入職者の皆さんの成長を可視化するため、当院では技術チェックリストを活用しています。これは、当院の看護師として必須となる技術や業務を網羅したもので、これに沿って日々の業務を進めていきます。
チェックリストがあることで、日替わりでフォローに入る指導者も、皆さんの進捗状況をすぐに把握できますし、何を重点的に指導すべきかが明確になります。これにより、指導のムラがなくなり、効率的かつ確実にスキルアップを図ることができます。
そして、皆さんの成長ペースは一人ひとり異なります。私たちは皆さんの経験年数や能力を考慮し、画一的な教育は行いません。サポーターと相談しながら、「いつから自立できそうか」「いつから夜勤に入りたいか」を決め、皆さんのペースで成長できる環境を提供しています。経験年数ごとの目安はありますが、あくまで目安。基本的には、皆さんの意向を尊重し、無理なくステップアップできるようサポートします。

 



「誰にでも相談できる」安心のサポート体制
中途入職後、皆さんの教育に関わるのはサポーターだけではありません。その部署の教育委員や教育担当者、そして師長や主任、リーダーといった役職者も、部署全体で皆さんの成長を支えています。

入職から1ヶ月後には、教育専従の私、そして看護部長との1対1の面談をそれぞれ実施します。ここでは、これまでの指導や教育体制についてのご意見、人間関係の悩みなど、どんなことでもざっくばらんにお話しいただけます。また、師長との定期的な面談に加え、看護部以外の部署の職員と話す他部署面談という機会も設けています。
忙しそうにしていると声をかけづらい…という皆さんの気持ちを理解しているからこそ、このような面談の機会を意図的に設けています。皆さんがいつでも安心して話せる場所があること、そしてその機会が用意されていることに、職員から好評の声が寄せられています。

専門分野を活かせる多様なフィールドと学びの機会
当院は、二次救急病院として、救急の現場で活躍したい方はもちろん、慢性期回復期緩和ケアといった病棟から、外来透析手術室など、様々な専門分野を活かせるフィールドが豊富にあります。
高齢者の患者さんが多く、複数の疾患を併発していることが多いため、異常をあらゆる角度からアセスメントする力が必要になります。これは、看護師としてのスキルアップに繋がり、早期発見・早期治療、そして患者さんの予後改善に貢献できるやりがいのある仕事です。今はまだその力に自信がなくても大丈夫。先輩たちが「何かおかしいかも?」という気づきを育むサポートをしますので、独り立ちまでの間に着実に力をつけていけます。

私たちは「チーム」として成長したい
医療はチームで行われるように、看護師も一人では成長できません。東大阪病院の看護部は、みんなで一緒に成長していきたいと心から願っています。
小さな成功をみんなで喜び合い、自分の存在意義を感じてもらいたい

看護という専門職を心から楽しみ、生きがいとして感じてもらいたい。私たちは、そのための環境を整えることを約束します。
 

もし今、転職に迷い、新しい一歩を踏み出すことに不安を感じている方がいたら、ぜひ私たちに一度会いに来てくださいニコニコ

共に歩き出し、一緒に成長できる日を楽しみにしています。

 

 

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社会医療法人有隣会  東大阪病院は地域住民のみなさまの多大なご協力を頂き、2023年10月に移転し、新病院で新たな出発いたしました。
引き続き地域に根差した、よりよい診療を目指してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。