はじめまして!
東大阪病院 看護部 緩和ケア病棟 看護師10年目のYです。
私は新卒看護師から当院に勤め、今年度初めて業務改善委員になりました。
これまでにも他の委員会を経験しました。
教育委員会や褥瘡委員会などなど…![]()
今年度に入り上司から声をかけていただいたときは「業務改善委員会ってどんなことをするのだろう?業務を改善すればいいのか…
??」となんとなーくの気持ちでした![]()
私が業務改善委員会になってからは自部署の先輩や他病院から入職された中途の看護師から「この業務ってすごい負担増えてない?」「この業務ってもっとこうできないかな?」と声をかけていただく機会が増えました。
自部署内の業務については病棟会やスタッフで意見を募ってマニュアルを適宜調整していましたが、他部署がかかわる業務となると自部署だけで勝手に変えることはできません
そもそもマニュアルが守られていないと事故やトラブルの元となってしまいます!!
当院では業務改善について意見書やリンクが記載されたQRコードが更衣室や詰め所に掲示されており、スタッフが日々の業務で気になったこと、気づいたことを直接看護部長に意見を出せるシステムなっています。
このような流れでいただいた意見や他病棟からの意見、看護部長に直接提出された業務改善意見が看護部長から委員会に下りてきて、そこで話し合い、スタッフが日々より業務をしやすくなるように改善していくのが業務改善委員会です。
入職した新人1年目の頃から振り返ると東大阪病院のシステムは大きく変わりました。電子カルテの導入、新病院の建て替え、それに伴った業務内容・マニュアルの変更。業務内容、仕組みが変更されたことが何度もあったなあと思い出します。
「その業務大変だった!変更してくれて助かった!」そう感じたこともあります。
日々働くスタッフが気づき、意見を出してくれ、当時の業務改善委員会で話し合って
改善してくれてたんですね![]()
「その業務はマニュアルでこう決まってるからこうやるもの」と決めつけるのではなく、「マニュアルは決まっているけども、もっとこうしたらみんなの負担が楽になるのでは?やりやすくなるのでは?」の気づきの視点を持っていくことの大切さを今、実感しています。
日々患者さんのケアや家族や多職種との関わり、時間に追われながらも患者さんが安全・安楽に過ごせるように看護を提供するため、また、少しでも業務負担を減らしたり、業務内容を見直すことで、よりよい看護が患者さんに提供できるような環境作りを、業務改善委員会を通してこれからも頑張っていこうと思います!!
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社会医療法人有隣会 東大阪病院は地域住民のみなさまの多大なご協力を頂き、2023年10月に移転し、新病院で新たな出発いたしました。
引き続き地域に根差した、よりよい診療を目指してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。



