先日の投稿の続きである。

13日夜放送の、NHKスペシャル人類誕生の第二集、
「最強ライバルとの出会いそして別れ」では、

ネアンデルタール人とホモ・サピエンスとの関係が語られた。

 

およそ60~20万年前にいた「ホモ・ハイデルベルゲンシス」は、

ホモ・エレクトスとも時代的には共存していたことになるのだが、
これが、ネアンデルタール人(40万年前~)と、ホモ・サピエンス(20万年前~)と、両方の祖先とされている。


ネアンデルタール人は
・大きくて強い身体

・ホモサピエンスより大きな脳

・話をし、ストーンサークルを作るなど、文化があった

・革を加工するための骨器を使っていた

・家族単位で暮らし、肉弾戦での狩りをした

などの特徴がある。

 

対するホモ・サピエンスは、

アトラトルなど、「飛び道具」や、繊細な矢じりなど、道具を飛躍的に進歩させた

・数家族がまとまって100人以上の集団をつくった

のが特徴で、

・集団内での情報共有 → 集団同士の情報共有

・宗教や装飾品、娯楽、歌、踊り、儀式などが生まれた

とされている。

 

番組では触れていなかったが、人類がいつから火を使ったか、個人的に興味がある。

ホモ・エレクトスが日常的に火を使っていたかは確定していないが、

ネアンデルタール人が火を使っていたことには、ほぼ異論がないという。

 

「集団力」を強化することで、

唯一の生き残りを果たしたホモ・サピエンスは、

やがて(1万年前~)、集団同士の戦争を始めるようになる。

皮肉なものである。

 

最後に、アフリカ(サハラ砂漠以南)以外のホモ・サピエンスには、

ネアンデルタール人由来のDNAが2%前後含まれていることが紹介される。

かなり早い時期に、孤児となったネアンデルタール人の女の子が、

サピエンスの家族に吸収される、という物語が映された。


番組を見た感想としては、

交雑の経緯など、もっと乱暴なものだったのではないか、とか、

ネアンデルタール人はサピエンスに滅ぼされたのではないか、など

ちょっと綺麗にまとまりすぎなのではないか、という感じだ。

 

ホモ・ハイデルベルゲンシスについては、まだわからないことだらけらしい。

とりあえずネアンデルタール人ぐらいから、私は、「人類が、人類になった」と、思うことにしよう。