以前、文句たらたらで書いた「木工ロボット」のイベント

8月15日・16日の両日、「イオンモールとなみ」のグリーンコートで開催された。


チラシには1日100組限定と書かれていて、

まさかそんなに、とは思っていたが、

9時から5時まで、昼休憩もいただいて、初日は約60組、2日目は約40組、

一人で対応するにはほぼ限界に近い、予想以上のご参加をいただいた。

 

その様子と、感想とを記しておきたい。

 


まず、今回のイベントへの参加は、

個人の趣味でも信念でもなく、あくまでもビジネス。

宝田家具製作所の宣伝、と、そう割り切ってのものである。

 

したがって、木工ロボットは、

「ローコスト・ハイパフォーマンス」に徹しなければならない。

 

ローコストは難しい。
突き詰めすぎ(考えすぎ)は、その時間や知恵が、即コストアップだ。

ハイパフォーマンスも難しい。
誰も思いつかないようなアイディアには、誰も興味を持たなかったりするものだ。

アイディアから材料づくり、見本やマニュアル、宣伝物づくりまでやってくれた、
当製作所スタッフ「なぽりん」のおかげで、そういう意味では大成功であった。

 

材料は基本、製作過程で出た切れ端や、不良在庫。
子どもに、刃物や電動工具は使わせられない。

その一方で、親からすれば有料である。
お金を出す気になってもらわなければならない。

まずは、見本が大事。

 




 

それ自体は、木片6個を、ビスとダボでつなぐだけである。

絵を描くのは「参加者が家で」と想定していたが

多くは、この見本で参加を決め、この見本を見て絵を描いていた。


主催者が油性ペンを持っていてくれて、助かった。
絵を描いて完成させれば、参加者の満足感は倍増する。

 

材料の「面取り」(ペーパーで角を落とす)が、主たる作業になるので、

組み立ては、あっという間である。

その後の時間つぶし?にもなった。

こちらサイドでは、「木工」でもあるし、木目も柄のうちだと思っていたが、

子どものペイントは、容赦ない(^^)「塗りつぶし」が多かった。

 

 

 



もちろん人によるが、親も子も、大した「クリエイティブ」など望んではいない。
やはり、「ローコスト・ハイパフォーマンス」で、夏休みの宿題を「こなしたい」だけという人が多いのだろう。

また参加者は、就学前など、想定よりも低年齢も多かった。
男女比は、ほぼ半々だったのではないか。
 

家族でお盆のレジャー、「時間つぶし」的にショッピングセンターに来たが、

歩くのもつかれる、座ればお金がかかる、というところに、

ちょうどよいイベントに見えたかもしれない。


少子高齢化・人口減少の時代、
子どもの時間の争奪戦は、ますますエスカレートするだろう。
意義がある、だけでは、人をよぶことは難しい。

モノづくりにおいても、カネを出したくなるような「魅力」があるかないか、重要になる。

役に立つ、だけでは、モノを買ってもらうことは難しい。

 

製造業も、教育産業も、

「サービス業」へと転換していかざるを得ない。


さまざま反省事項も感じつつ、
 

家具を売るのではない、
設備とノウハウ、

いわば「家具製作所」をそのまま売ろうという

「みんなの作業場」構想には、また少し自信を持ったのである。