鶏冠山から 木賊山へ こちらが核心部? その2 | くまこ と くますけ

くまこ と くますけ

くまこ出没中!
ぬいぐるみ作家のくまこ(親)がくまこクマとくますけクマを連れて
山やドライブへ♪ 
連絡先 yachibisi2@gmail.com

続きです。

鶏冠山から木賊山への道はとてもわかりづらいルートです。

ルートファインディングと藪漕ぎの練習には良いですが、自信のない方は入らないほうが良いでしょう。

入る場合は時間に余裕をもってチャレンジしてください。


01dscf1355

山梨百名山の標識の有るピークから木賊方面に少し下りたところに

第3岩稜からの迂回路が合流していました。  11:25


02dscf1356

先へ進みます。

この辺はまだ道がはっきりしています。


04dscf1359

「やったぞー!」

地図上の鶏冠山山頂らしき所に到着。  11:45

小さなボードに鶏冠山山頂と書いてありました。


03dscf1357

GPSで確認。 確かに 山頂です。


05dscf1360

雁坂峠方面。 目の前は戸渡尾根かな。


06dscf1362

真ん中のとがった山が 甲武信岳、右のなだらかな山が木賊山(トクサ)


07dscf1363

富士山もはっきり見えます。

おっと、のんびりできないので 先を急ぎます。


08dscf1365

ここからが今日の核心部か?

かすかに踏み跡が残る道をたどります。


09dscf4807

こんな感じのシャクナゲ漕ぎが多くなってきます。

しゃくなげは枝が丈夫で、強行突破しようとすると押し戻されたりします。


10dscf1367

しまった!。 尾根を外した。   12:45

間違った尾根に入ってしまったようです。

100m弱ほど戻りトラバスして正しい尾根に戻りました。

どこかで90度左に曲がるところがあったようです。


11dscf4809

先頭を くまこに交代してしばらく進む。

しまった!。また尾根を外した。 ガレ場に出てしまいました。

かなり不安定なガレ場を50m直登して尾根筋のルートに戻ります。

ところどころに赤テープがあったりしますが、自分を信じて進んだ方が良さそうです。

この辺りは基本的には稜線を外さず歩きます。


12dscf1370

少し視界の開けた岩場のピークに出ました。  13:00

ここは以前に沢からあがったときに通った所です。

一息つきます。


13dscf1373

ダム方面。


14dscf1374

東沢の谷。この左下あたりが「両門の滝」かな。

きれいな滝です。


15dscf1375

国師ケ岳方面。


16dscf1376

トサカ ポーズを決めます。  「トサカ!」


17dscf4821

さて 先に進みましょう。

かすかに残る道の形跡をたどります。


 

18dscf1377

獣道か人の道かさだかではありませんが、稜線の少し左下を進みます。


19dscf1378

時々出てくるシャクナゲのバリケードを突破しながら進みます。

でも以前9月に来た時よりは、葉っぱや枝が少ないような気がします。

なんとなくルートを覚えていたせいか、ほぼミスルートせずに進めました。


20dscf4824

このあたりのシャクナゲにくますけのサングラスをはぎ取られたようです。

たぶん、顔に枝がバシバシ当たるので目を閉じて進む時があったのですが、

その時にサングラスが枝で飛ばされたんだと思います。

でも、サングラスが取れても気がつかなかった自分が情けないです。

帽子も飛ばされるので、タオルを頭に巻いていました。

枝が容赦なく体に刺さりすり傷だらけです。


21dscf1380

まわりの風景が変わりました。  13:55

木賊山への登りに入ったようです。

この辺は道がわからなくなりますが、北に進路を取って上に向かい坂を登り続けます。


22dscf4827

くまの腰掛け発見。


23dscf4830

時々 赤テープを見かけましたが、地形と磁石を頼りに進んだ方が良いでしょう。

雪が出てきました。

実は今回装備をちょんぼしてしまいました。

軽アイゼンを持ってこなかったのです。

まあ結局、必要なかったので良かったです。

ついでに言うと、ローカットのトレランシューズなので雪がたっぷり入ってきました。

トレランシューズは濡れてもすぐ乾くので問題無いです。


24dscf4832

木賊山の傾斜が緩くなってきました。

再びシャクナゲのバリケードがきつくなってきます。

方角を外さないように慎重に進みます。


25dscf1382

もう少しで、登山道に出るはず。

最後のがんばりです。


26dscf1383

突然、目の前を人が横切っていきました。  14:20

あっ、登山道に出た!。

「ほっ。」 と一息。


27dscf1384

すぐ脇に道標がありました。

通行止めと書かれています。

木賊山の山頂周辺が一番道がわかりづらい場所です。

木賊山から鶏冠山へ向かうのはかなり難しいと思います。

広くなだらかな山頂から一つの尾根を探して下らないといけないからです。

鶏冠から木賊へ向かう方が簡単です。上へ上へと向かい尾根をたどれば良いのです。


28dscf1387

時間も遅いので、甲武信には登らずにこのまま戸渡尾根を下ります。

目の前に今日登ってきた鶏冠尾根が有ります。

あそこを登ったんだと感慨深く眺めていました。 14:40


29dscf1394

戸渡り尾根のシャクナゲトンネルはまだ花が咲いていませんでした。


30dscf4836

標高1800以下で花が咲き始めています。


31dscf4843

今日も徳ちゃん新道で下ります。  15:25


32dscf1399

カッ飛ばして帰りましょう。


33dscf4845

途中、シャクナゲのきれいな場所が有ります。

鹿の死骸もありました。

今年は大雪で多くの野生動物が亡くなったようです。


34dscf4850

しゃくなげ 大好き。


35dscf4857

みごとなトサカだったな。

日が傾いてきました。


36dscf4860


37dscf1417

途中に色違いのツツジが少しだけ有りました。


38dscf1420

徳ちゃん新道入り口に到着。  16:30


39dscf1423

西沢渓谷入り口に帰ってきました。

疲れました。 今日は9時間行程でした。

でもきれいな花や景色を堪能でき充実した一日でした。

新しいキツネのオブジェ、右側。  16:55

40dscf4869

お風呂は近場の白龍閣。

お湯が良いのです。


41dscf4870

温泉の 犬。

甲斐犬の血を引いているのか?

色が似ている。けど雑種かな。


42dscf4874

塩山で讃岐うどんを食べて帰ります。

道が空いていたので早かった。