第25番 善徳寺
 
足利学校の東隣。市営の駐車場の北側にこの寺はあった。
 
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塀や山門が一際目立つ。
 
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境内に入ると、大きな本堂がそびえたつ。
 
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本堂の続きの唐破風のような屋根のついた入口。歴史を感じさせる。
 
<巡礼後記>
ご朱印をくださいというと、女の人が出てきて、時間がかかります、10分くらい、といい、それまで庭でも見ていて・・・という。その間、庭を見て回った。この辺ではあまり見られない枯山水風の庭がきれいに造られている。歴史ある大きき名建物とマッチして、現実を忘れさせる・・・
さまざまな思いにとらわれながら、時計を見ると20分は過ぎている。何をやっているんだろう、それにしても時間がかかるなあ・・・さらに10分過ぎた。
30分以上待って、待ちきれなくなって再び玄関の呼び鈴を押すと、さっきの女の人が出てきて、あら、10分といったでしょ。
その目が、見下しの色で嫌らしくぎらぎら輝いていた。
もう、ずっと前に書きあがっているわ。
30分待たせた責任を転嫁するような言い方に、内心不愉快だった。
持ってきて来てもらえるものだと、思っていました。
わたしもお待ちしていました。
湧き上がる怒りをこらえながら言うと、
あら、似たもの同志なのね。
皮肉に感じられる言葉が発せられた。
ご朱印代を払うと、がらぴしゃっと引き戸が閉められた。
 
私の心の中には、怒りを通り越して残念さがあふれていた。
これが足利で大きな堂をもっている人のとる態度なのか。
在家の人よりも、悟りに近いところにいる寺の人の態度なのか。
金持の寺の人だから、傲慢なのか。
そんなさまざまな考えが心を支配した。
足利に一つだけでも、このような態度をとる寺があると、足利の寺ってみんなそうなのかもしれない、という考えになってしまう。
急に、今まで抱いてたこの寺にたいする気持ちがしぼんだ。
そして、足利に対しても、きっと全体がつまらない街なんだろうという気がしてきた。
 
もうこの寺には2度と行かないだろう。
 
 
[所在] 足利市大町1-2
[本尊] 聖観音
[ご詠歌] 東より 光を見せて 昼間でも 昇る日かげの 法の花ふさ