わたしが若い頃、クルマ好きの友人が集まって騒いでいましたが、クルマの部品は出来る限り自分で交換し、ライトチューンを施していました。
思い起こせばこれまでの人生で、このころが一番楽しかったと思います。

友人達は、フェアレディ240ZGや、カローラレビン、サバンナRX-7など愛用していましたが、当時わたしの愛車はハードトップのハコスカGT-Rです。

日産スカイライン2000GT-R
KPGC10型
S20型エンジン直列6気筒DOHC
総排気量 1,989cc
レギュラーガソリン仕様
最高出力(グロス)
155PS/7,000rpm
最大トルク(グロス)
17.6kgf.m/5,600rpm

S20型エンジンは下記のクルマに搭載されていました。
⚫︎セダンのハコスカGT-R
⚫︎ハードトップのハコスカGT-R
⚫︎ハードトップのケンメリGT-R
⚫︎フェアレディZ432
⚫︎フェアレディZ432R
※セダンのケンメリは搭載されていません。

友人が、どうしてもわたしのGT-Rが欲しいと言うのでお譲りしましたが、今になって保管しておけばよかったと惜しい気分になります。

わたしが愛用していたGT-Rのカラーは純正シルバーですが、同じ型式のGT-Rを撮影しました。
サーフィンラインがカッコいいでしょドキドキ



当時、S20型エンジンに装着されているソレックスキャブレターを、ウェーバーキャブレターに交換しましたが、走行中にアクセルが戻らなくなってしまったことがあります。

突然の出来事でしたので、素早くクラッチを踏んでニュートラルにしましたがエンジンがレッドゾーンまで吹け上がったまま路肩に停車しました。

走行中にエンジン回転数が上がっていると、ブレーキを強く踏んでも止まらないので、とっさの判断が良かったと思いますが、わたしの作業ミスが原因で、一つ間違えれば取り返しのつかない事故を起こしていたかもしれません。

クルマは進化を続けていますが、最近のクルマでも、万が一アクセルが戻らない不具合が発生すれば、素早くニュートラルにしてブレーキを踏んで路肩に停車し、ハザードランプを点滅させ、エンジンキーをOFFにします。
クルーズコントロールや、レーダークルーズコントロール搭載車にお乗りの方も、コントロールが解除できない不具合が発生すれば、この手順でクルマを停車させて下さい。

絶対やってはいけないことは、走行中に不具合が発生した場合、エンジンキーや、パワースイッチをOFFにしてしまうと、パワーステアリングが重くなり、ブレーキが甘くなるので大変危険です

上記のことを普段から強く意識して運転していると、突然不具合が発生しても、とっさの判断で事故を未然に防ぐことが出来ます



プリウスの相次ぐ事故で、走行中にブレーキを踏んだ状態で加速する不具合があると指摘されていますが、本当に発生するのか改めて検証してみました。

わたしの友人が平成21年に、30系プリウスを新車で購入しましたがリコールがあり、ABSの制御プログラムが不適切なためプログラムの変更を行い、対象部品も交換したそうですが、走行中にブレーキを踏んだ状態で加速する不具合は一度も発生しなかったそうです。



昨年、友人が新型プリウスPHVを新車で購入したので、30系プリウスをわたしが譲り受け、燃費が良いので仕事で使用することにしました。

最近の出来事ですが、わたしが運転する30系プリウスで、バイパスを約60キロで走行中、赤信号を無視した軽自動車が左方向から飛び出して来たのでフルブレーキングを掛け、間一髪で止まったことがあります。

軽自動車を運転するご年配の方が、前方の信号を確認していなかったことが原因です。

路面状態が良くABSが確実に作動し、運良く後続車も無く追突事故は起こりませんでしたが、この時ばかりは寿命が縮む思いがしました。



検証の結果、友人が30系プリウスを新車から10年乗って14万キロを走行し、その後わたしが譲り受け2万キロを走行しましたが、ブレーキを踏んだ状態で加速する不具合は、16万キロ走って一度も発生していません

しかし、この不具合がいつ発生するかもしれないので、素早くニュートラルにすることを強く意識しています

それと、万が一フットブレーキが効かなくなると、素早くBレンジにして減速し、サイドブレーキで止まることも強く意識しています



今のところ不具合は発生していませんが、30系プリウスには問題点があります

過去から生産されているオートマチック車(AT車)は、シフトノブにボタンがあり、これを押さないとRレンジ(バック)にはシフトできない仕組みになっています。



クルマにお乗りの方ならご存知だと思いますが、このボタンは前進とバックを間違わないようにする安全装置で現在も使用されています。



マニュアル車(MT車)は、シフトノブをグッと押し込むか、グッと寄せてバックギアにシフトする仕組みになっていて、これも安全装置です。

30系プリウスのシフトノブは、手を離した状態では常に中立の状態になっていて、各レンジにシフトするとバネの力で中立に戻るように設計されています。

シフトパターンは下記のとおりです。
●中立から右に寄せて下げればDレンジ前進
●中立から右に寄せて上げればRレンジ(バック)
●中立から右に寄せるとNレンジニュートラル
●中立から下げるとBレンジ
(減速)
※パーキングボタン(P)は、シフトノブパネルに単独であります。

この切り替えは電気式のスイッチ操作で、前進とバックはブレーキを踏まないとシフトできませんが、減速とニュートラルはブレーキを踏まなくてもシフトできます。

バックに入れるボタン(安全装置)がプリウスのシフトノブには無く、指1本で前進とバックをしてしまうので極めて単純な操作になります。

ご年配の方は特に、この上下の操作が勘違いしやすく、とっさの場合、上か下かわからなくなり、誤発進を起こしてしまう危険性があります

それと、運転されている方が、信号待ちでDレンジに入ったままブレーキを踏んでいて、右方向に気を取られている間に、助手席に座っているお子さんがシフトノブを触ってしまうと、意図も簡単にバックに入ってしまいます。
指1本で操作できるので、車内にいるペットでも、弾みでシフトしてしまう可能性があり危険です。

これらを考慮すると、バックにシフトする際は安全装置が必ず必要だと思います

最後になりますが、30系プリウスの運転席に座ると、アクセルとブレーキの位置が少し左寄りなので、もう少し右寄りの位置にしないと、このクルマに慣れていない方や、ご年配の方が運転すると、とっさの場合、踏み間違えてしまいます

自動ブレーキや、踏み間違い加速抑制システムなど、その他安全装置がどんどん普及されていますが、ご年配の方でも間違わないように基本的な部分を踏まえたうえでメーカーは安全なクルマづくりを目指すべきだと思います。