こんにちは。東京でのイベントになりますが、みなさん、ダイアログ・イン・ザ・ダーク(Dialog in the Dark)をご存知ですか。今回、東京の竹芝にある施設に行ってきました。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク(Dialog in the Dark)とは、参加者が数人のグループとなり、事前に白杖を渡され、完全に光を遮断した暗闇空間を探検。視覚以外の感覚を研ぎ澄まし様々な体験する活動のことです。
わたしが、参加したのは、秋の真っ暗大運動会。
スマホも時計もおいて、真っ暗な空間に入っていきます。全盲のノージーというスタッフがアテンドしてくれました。
その回は、6人で、まずは、赤いはちまきと白杖が渡されます。
全くの暗闇と参加者の声しか聞こえない空間で、歩き回りながら、運動会を体験します。
いろいろお話したいのですが、ネタバレになってしまうのでここで書くことは控えさせて頂きますね。
漆黒の空間で自分の感覚とコミュニケーションだけが、頼りです。
ノージーという全盲のスタッフの明るい声がどんなにありがたかったか!!
足下は砂利道になったり、横に障害物があったり、それを仲間と声をかけあいながら、進みます。
コミュニケーションをとらないと何もできないのです。
はじめは不安でしかなかったのですが、グループで一致団結すると怖くなくなりました。
目を閉じた時の静けさと感覚。日常の中で忘れないでいたいと思います。
息子にこの運動会のことを話したら、「これからの人生の中で何かに生きるんじゃないかな。良かったね」と大人びた嬉しい言葉をかけられました。
マンボウでした。