スローな「町」,スローな「食」,スローフェスタ気仙沼2021 | 弁護士法人 東法律事務所の事務員ブログ@気仙沼

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去る11月6日,7日の2日間,気仙沼の町は「気仙沼スローフェスタ2021」で賑わいました。

 

気仙沼市が,イタリア発祥の「スローフード」運動に賛同して

「気仙沼スローフード都市宣言」を行ったのは

2003年3月,もう18年も前のことなのですが,スローフード,って,

説明がむずかしい言葉だな,って思っています。

 

スローフードは,現在160カ国が賛同する国際的な共通認識で,

スローフード国際組織本部が掲げるスローガンは,

「Good, Clean, Fair」(良いもの,清いもの,公正さ)。

具体的な活動指針として,

1.消えつつある郷土料理や質の高い小生産の食品を守ること。
2.質の高い素材(食材)を提供してくれる小生産者を守っていくこと。
3.子供たちを含めた消費者全体に味の教育を進めていくこと。

があげられています。

 

むずかしい。

 

そしてさらに,slowという言葉の,「印象」が厄介かなとも思います。

スローフード提唱のきっかけになったファストフードのファストは速いと訳しますが,

その対義語って…遅い?

「slow」を和英辞典で引くと,

「(時間に対して)遅い(速度などが)遅い、のろい、のろのろした、時間がかかる、ゆっくりした、時間がかかって、手間どって、遅れて、(性質などが)のろい、鈍い,愚鈍な,活気のない,不景気な,不振な,退屈な」
とあり,スローフードという言葉が示したい「slow」の,「ゆったり」「おちついた」「穏やかな」「寛容な」「悠然とした」「(精神的な)豊かさ」という感じが出てこない。
上記辞書の言葉の羅列のなかに,ちょこんと存在する「ゆっくりした」だけで,ファストの対岸にあるslowの世界観を思い浮かべるのは(和英辞典では)難しいように思います。





スローフード,スローシティ,そしてスローフェスタ。
この活動,認識,そしてとてもすてきで盛況だったスローフェスタの趣旨がもっと深く伝わるように,
slowの意味をもう少し好ましい方に広げて感じ取れたら,と思うよく晴れた晩秋の1日でした。

かつおでした。