11日(火)関西テレビからまたまた伊丹まで走った。今回はコース的にも勝手知ったる・・・・・で楽に走れた。
 そのまま宮崎に行き、末吉町でJA曾於の方々との飲み会に出席した。猪鍋の味噌たれがめちゃくちゃ美味かった。JA曾於で限定的に造られている焼酎「そう千貫」もこくがあり、美味かった。
 あの「森伊蔵」と同じ芋を使っているらしい。聞くところによると「森伊蔵」の芋は末吉町の芋らしい。
 JA曾於の方がカンボジアに農業見学に行ったとき、全ての作業を手作業でされており、感動したと仰っていた。例えば、芋を剥くのでも、手作業なら、効率は確かに悪いかも知れないが、丁寧さと愛情は数段違う。農業は、結局、愛情なのかも知れない。
 
 これは余談であるが、JA都城は日本一の規模を誇るらしい。JA界では有名らしい。そのJA都城とお隣のJA曾於。JA曾於の方も畜産生産高は鹿児島県で№1である。JA曾於の若手の方々は、JA都城と合併とまでは行かないが、協働というか、何らかのコラボレーションを望んでいるらしい。
 JA都城は宮崎県、JA曾於は鹿児島県、越境で二つのJAが合併したら、これは日本で始めてのケースらしい。
 
 しかし、これからの農業は、当然世界と闘って行かなければならない。その機械化、大規模化、新種あるいは品質改良、後継者問題等に立ち向かうには、今後、そういう垣根を越えたポジディブな強力体制が必要不可欠になるのではないだろうか?
 
 12日(水)朝、山田町温泉に浸かった。朝から温泉とはまるで「おはらしょうすけさん」である。
 昼、同級生の真方と稲森と宮崎観光ホテル裏の「重乃井」でうどんを食べた。ここはもう言わずと知れた有名どこである。店の中にはジャイアンツの選手や有名人の写真が所狭しと貼ってあった。
 
 18時くらいに羽田に着いて、いつものように環七を走って帰った。
 環七沿いの野沢の交差点付近に、先日、世界大会を観に行った新極真の塚本選手(第6回ワールドチャンピオン)の道場が新しく開いていた。
 9月1日にOPしたみたいである。ちょっと覗いてみたが、19時30分から練習開始みたいで、閉まっていた。あるガタイのいい青年が道場の前に立っていた。道場が開くのを待っている風だった。その青年に話かけると、彼は、出稽古のためにわざわざ徳島から上京して来たのだそうだ。中々熱心な練習生である。
 「塚本さんに宜しく」と挨拶し、僕はそのまま走って帰った。
 
 相変わらずの旅人。明日からも、また、日々旅にして旅を棲家とするのだ。