三宿に在った「日本編入学院」が、移転していた。英語の長文読解の講義受け様と思って移転先に電話したら、「講義は生憎一杯です」なんてつれない返事。仕方無いので、近くのベルリッツのパンフをもらって来る。
 その後、前期最後の月曜の授業。 学校から帰って、夜、駒沢を一周し、走って帰る時、突然、アスファルトの下り坂で転んだ! 長い下りだったのでかなりスピードを出していた。その勢いで、荷物梱包用の円状の紐に足を取られて転んだのだ。直径30cm程度の丸い輪っかが路上に落ちているなぁとは思ったんだが、そのままその上を通り過ぎようとしたら、両方の足がその輪っかの中に入ってしまい、もんどりうって転がった。咄嗟に受身をし、ころんと猫のように1回転した。もし、ギャラリーがいたら拍手の一つも起こっていただろう。 しかし、こんなときに、昔ハンドボールで死ぬほど訓練した倒れ込みシュートの技術が役に立つとは・・・・・・人間、何が幸いするか分からないもんだ。
 前にも、同じ現場で、同じように輪っかに嵌って転んだおばさんがいた。彼女は、轢かれた蛙のように成す術もなくうつ伏せのまま大の字に伸びた。可哀想なことに、手や足、顔に酷い怪我を負っていた。救急車が来た程だった。その点、僕は、手の平をちょっと擦りむいた程度で終わった。まだまだ反射神経は捨てたものでも無いらしい。でも、20年くらい前だったら、無傷だったろう。 手の平もどこも擦りむかなかっただろうな~~まぁ、ちょっと老化かな? 回転する時、「回転しなきゃ!」と思ってから1回転したからな~・・・・・・・普通、ああいう場合、若かったら、自然と反射的に回転するはずであるのに・・・・・・・・・眼前に歩道のアスファルトが近づいて来た時、脳が僕に叫んだんだ。「英夫! 回転だ!」次の瞬間、手をついて転んだのだが、その手の付き方が、コンマ数秒遅れ、結果手の平を少々擦りむいた。 しかし、人間どこでどんな目に遭うか分からない。充分注意しよう。
 明日というか今日、『斎藤寝具店』2本収録の後、学校である。卒論プロットの提出。今、コンビニで20部ずつコピーして来た。明日、同じ卒論ゼミの学生に配布するのだ。どちらかというと、付け焼刃で書いたので、出来は今一つ。抽象的論述が多い。まぁ、しょうがないけど、あ~今日は、憂鬱(depression)だな~