髪が伸びて前髪がクルンクルンに巻きまくっている東 佳樹です。


昨日、実にいいものを聴いてきました。

スティーヴ・ライヒの「ドラミング」!


ゴリラが両手で胸を叩いて興奮した気持ちを表すアレ、、違いますね。。

ライヒ様がそんなことしたらエライことです。。


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ライヒ様の大作「ドラミング」
しかも4編全曲!


楽章は音が途切れることなく続き、全編で1時間を超える大作。


何が大変って演奏する方も大変だろうけど、


聴いてるお客さんも大変!


半分冗談、半分ホンマ。




演奏はイギリス人のコリン・カリーのグループで、
みんな若そうだった。

演奏自体はクオリティは高かったけど、神懸かってるほどではなかった気がする。

でも演奏者の曲に対する情熱や見識やアナリーゼが半端ではないなと感じた。
曲自体が一つの巨大な構造物で、しかもかなり緻密に計算されてつくられている。
一人一人が主張しすぎず、自分がその構造物のパーツになることに全力をかける。
そんな意識が最初から最後まで途切れない。
グループとしてのコンセンサスが素晴らしいなと思った。

ていうか全曲やること自体ブラヴォー!


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