4年前の3月13日、
忘れ雪が、舞っていた
「ハル」を抱いて、
車に乗せる事に成功
ハルが、
ノラ犬生活に、
別れを告げた記念日
早いなぁ・・もう4年。
ハルの愛息「子ション」は、
ハルの保護、
11ヶ月前だった。
2004年、4月29日、
干尽で保護。
子ションの保護は、偶然だった
干尽で、
子ションと会うのが、
ハルの楽しみだった
● 坊や、元気?
大きくなったね。
○ お母さんも、
僕のお家へおいでよ
○ 安全だし、
お腹を空かせることもないよ
子ションは、
快適な今の暮らしを、
ハルに、話していた。
ハルの心は、動いていく。
そして、
子ションの説得が、
11ヶ月後に花を咲かせた
画像 ノラ犬時代の「ハル」、
飼い犬になった「子ション」
干尽にて、母子の逢瀬
上の画像から、
4年後の
「ハル」「子ション」。
母子水入らずの光景
子ションは、
傷を負う度、
ハルに癒してもらっている。
甘えん坊の「子ション」
ノラ犬は、警戒心が強い
仲良くなっても、
なかなか、触らせてくれない。
銀(左)は、ハルの母
アトム(右)は、ハルの異父兄
ただ・・
ハルだけは、
子ション保護以来、
触らせてくれた。
初めは、ほんの数秒・・
時間をかけて、
だんだん、
撫でる面積を増やしていく。
そして、
11ヶ月後には・・
ハルは、
手渡しでお肉を食べて、
黙って、
撫でさせてくれるようになっていた。
これは、いけるかもしれない
干尽で、
別れるとき、
いつも、
ハルは、
車をジッと、見送っていた。
ハルも、
この車に乗って、
一緒に、行きたいのかも
ハルの保護を想定して・・
うちの犬で、
迅速に、
ハルを
抱きかかえる練習を重ねた
失敗すれば、
2度と、
ハルを
保護するチャンスは、
巡ってこないかもしれない。
そして、その時・・
平成17年3月13日
画像
保護以来
初めて、
干尽お里帰りした「ハル」
「ブブ」と、
互いに、
再会を喜びあう
子ションと
お喋りしているハルを、
素早く、
抱きかかえて、車の中へ。
やったぁーー
ハルの唇は、
引き裂かれ、
体毛の下は、
あばら骨でゴツゴツ。
翌日、
病院でハルの検査。
極度の栄養失調。
栄養剤を投入
今では・・
綺麗なフサフサの毛。
見違えるほどの、器量良し
ハル、子ション・・
母子で、
家の子になってくれて、
ありがとう
もう2度と・・
母子が
離れ離れになることは、ないけんね