「有責配偶者」
つまり婚姻を破綻させた悪い奴
「悪い奴」じゃダメなんです
婚姻を破綻させる原因を作ってないとダメ
それを証明しないとダメ
さて、うちの旦那の「悪い奴」っぷりはとゆーと
不倫した
不倫して妻子捨てた
産後1ヶ月の産婦と新生児と幼稚園児を丸ごと捨てた
不倫隠して離婚迫った
お前が悪いお前のせいだと責任転嫁して追い詰めた
あと酒乱で嫁に暴力振るった(妊婦でも殴った)
悪い奴っぷりは申し分ないですねー
では、婚姻を破綻させたものは何か
そもそも婚姻は破綻しているのか
何をもって破綻とするのか
婚姻を破綻させる原因候補
[旦那(私が主張)]
不倫
酒乱と暴力
悪意の遺棄
[私(旦那が主張)]
暴言
家からの締め出し
性格の不一致
別居年数(当時3年)
お互いのカードをいかに証明するか
相手のカードをいかに潰すか
この戦いです
はっきり言ってこれが裁判のメインです
この戦いだけは落としてはいけない
本丸
ではまず不倫部門
1回戦旦那ターン「付き合ったのは別居後」
2回戦私ターン「別居前から不審な外泊多数、それが歯科医師会とやらの研修なら会計資料出せやコラ」「別居前の目撃情報あり」
「出て行った経緯も不自然」
その後はゴニョゴニョ泥仕合
うちの証拠は弱いんです
探偵資料は別居後
別居=婚姻破綻 とするならば
別居後に付き合ったってそれは破綻原因ではない
つまり別居前の不倫を証明しないといけない
そこで出てくるのが目撃証言
この目撃情報も弱い弱い
最初は目撃者が誰か
時期はいつか
不倫相手は誰か
ぜーーーーんぶ分かんないの!
コレと別居後証拠だけで戦わないといけない
ヤバみを感じるわ!
その情報の仲介者も気を使う
私の師匠の師匠、大師匠
大師匠、ゴタゴタ巻き込まれるの嫌
アプローチを間違えると死んでしまう情報
渋る大師匠から、何とかすり抜けるように聞き出した、てゆーか当たりをつけてイエスノーでゲットした目撃者の名前と時期(別居前)
ガッチリ旦那陣営の人間
うわー、証言しなさそー
証言求めに行った時点で旦那にバレて
情報潰されそー
ここは最終手段とし、いざとなったら土下座しに行く覚悟で封印
作戦
目撃者いるんだい!旦那からの圧力で本人に迷惑かけるから今は名前出せないけど別居前の目撃情報です!でゴリ押し作戦
別居前に目撃した不倫相手が、今のゲス子とは誰も言ってない
大博打!
あえてこちらの文面でも
目撃情報がゲス子とは言ってない
推量でゲス子なのかなと取れる文書にした
嘘はついてない!
コレで乗り切ったんだからスゴイでしょ
もちろん、コレは判決文には載らなかった
でも、法廷で裁判官は最後まで確認した
「本当に目撃情報はあるんだよね?」
「あります!」
(相手は不明だけども!)
もうね、スタッ◯細胞はあります!ばりの綱渡り
でもコレは判決にかなり考慮されたようだった
旦那もね、そこをあえて否定しなかったの
2回戦以降
つまり事実と認めちゃったの
術中にハマったって感じよね