八田達夫先生が、「月刊HANADA 2017年10月号」に寄稿した『「岩盤規制」を死守する朝日新聞』という論説の中で、朝日新聞について公開質問をした。

 

公開質問のテーマは加計学園問題についてであり、八田先生が国家戦略特区のワーキンググループの座長をしていて、この問題についての朝日新聞の矛盾する報道姿勢について疑義を正したものだ。

 

これは同ワーキンググループの信頼性、つまりは八田先生の社会的評価や名誉にもかかわることであり、朝日新聞は誠実に対応するのが筋であろう。

 

詳細は、上記論説や、またその一部を掲載している八田先生のブログを参照してほしい。

 

https://tatsuohatta.blogspot.jp/

 

八田先生のブログによれば現時点で朝日新聞からの対応はないようである。ネットも含めて朝日新聞にはさまざまな公表媒体があるはずだ。また現時点でも加計学園問題は国民の多くが注目しているだろう。その当事者のひとりの真摯な質問を無視したままなのは、日本の言論機関の雄としていかがなものだろうか。その態度は、自分たちの都合のいいものは報道し、都合の悪いものは「報道しない」自由を保持しているという思い上がり、あるいは欺瞞と批判されても現段階では仕方がないであろう。

 

ちなみに八田先生の上記論説は英語で全文がここで読める。

 

https://e-tatsuohatta.blogspot.jp/2017/09/open-letter-of-inquiry-to-asahi-shimbun.html

 

ここをご覧になられた方は、前記論説そのもの、最低でもブログ掲載のもを読まれることをお願いしたい。