3/12 (土) 15時より、バーバラ・クーニー絵の「にぐるま ひいて」、子供らが通った相模原弥栄高校、音楽科のご紹介、スティング「Russians」、竹内まりや「告白」、安全地帯「オレンジ」などを歌いました。
https://twitcasting.tv/c:tohman
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バーバラ・クーニーの絵本をとりあげることが多いのは、以前10年間住んでいたBoston 周辺のニューイングランドにゆかりのある人物、風景、歴史が、彼女の渋い独特の抽象性の画風で私の思い出をも深いところから揺り動かすからなのだろう。
今回の「にぐるま ひいて」は木版に描くという古いアメリカの手法らしく、画風はややかわいらしくて、バーバラ・クーニーの他の「エミリー」や「満月をまって」などにある従来の子供の目から見たらちょっと不気味(?!)さや、寂しさを感じさせるタッチとは少し異なっている。
それでも以前に釣りにいったことのあるポーツマス条約の名前でも有名な、ポーツマスの港や、メープルシロップをとるかえでの森林の自然やその昔いた人々の生活が味わい深く紹介されていて、色々と感じ入ってしまう。
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娘と長男も通っていた神奈川県立、相模原弥栄高校は、音楽科、美術科、スポーツ科、普通科の生徒が一同に学ぶ、親の私にとってもかけがえのない出会いと思い出にあふれる場所でした。
このパンデミックの数年は学校生活も大きな制限の中にありましたが、さまざまな感染対策を行って生徒が一丸になって行った音楽科のオペラ公演や卒業演奏会は、メディアにもとりあげられ、この試練ゆえに丁寧に深めることのできる何かが確かにあったことも感じさせました。
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Sting に「Russians」という「考え方の違いあっても、私たちは生物学的には同じ人間で、ロシア人だって同じように子供たちを愛している」という主旨の歌詞を含んだ歌がある。スティングが最近この曲を落ち着いたキーに下げて再度歌っていた。
スティングの音楽や彼の「歌の生理」を内側から理解したいと思っていたので、Political な意味ではなく、今回はそのキーの歌い方を参考に歌ってみたいと思います。