大好きな弥栄高校音楽科!感謝! | 色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

色と祈りと歌うこと - Hidetake Yamakawa (山川英毅)

自分自身の中に豊かにある深いものに触れて、元気や安らぎを得るのに「色と遊ぶこと」や「自分で歌う」ことが欠かせないない気がしています。
色・音の作品や「発声法」などについての気づきもシェアしていきます。

先週のことですが、娘の高校の卒業式でした!

 

長男と娘が共に通った神奈川県立、相模原弥栄高校の音楽科。親の私たちもここでたくさんの豊かな出会いと時間を過ごさせてもらって大好きな場所だったので、もうここにこれないのかと思うと弥栄高校ロス(?!)でかなり悲しい。

 

音楽科、美術科、スポーツ科、普通科もあって、もともと二つの学校があった敷地が一つになっているから広さもすごかった。

 

美術科も先生方ともどもすばらしくて、垣間見る生徒の作品にしばしば驚愕させられていた。なんだがシュタイナーの学校みたいで(実際は生徒はそれぞれの専門を専修するんですが) 私もこんな高校にきたかった!といつも感じていた。

 

娘が受験するときに、長男は内緒で音楽科の多数の友人たちに手伝ってもらって千羽鶴を作って、合格祈願だ!と受験の前日に娘に贈った。

二人とも声楽専攻で、新国立でアイーダや蝶々夫人なども演じられてご活躍の小林厚子先生に、二人とも教えていただくことができた。

 

 

共に合唱部にも入り、二人がいっしょに登場しているステージも何度かみることができ、二人が歌う相澤 直人「ぜんぶ」、信長貴富「くちびるに歌を」では号泣した。

 

 

娘の高校生活としては、コロナ禍で学校行事や発表の演奏会もすべての方々と同様に大きな制限もうけていたが、数か月前の最後の卒業演奏会で聴けた彼女の声には、娘ながら彼女は「こういう人だったのか」という、新たに生まれ出てきている高潔な魂に直接触れるような感動があった。

 

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息子の時には親は卒業式に参加できなかったが、今回は親は一名のみ講堂内に入れることになり、私は外で待機し、最後に記念撮影に備えていた。

写真も撮り終わり、友達のもとに戻ろうする娘が突然、「まあ、この18歳も一つの区切りだから。。」といって封筒に入った手紙を妻と私にそれぞれくれた。

我が家では私は「とーまん」と呼ばれていて、一つの区切りとして丁寧に自分に向き合って「とーまん」への言葉として書き綴ってくれた内容。最後は「また一緒に歌おう」としめくくられていた。

 

本当に深く豊かに育ち、今また新たに生まれて出てきている美しい魂。。

 

心から卒業おめでとう!