村井秀夫刺殺事件の真相を追って

村井秀夫は何故殺されたのか?徐裕行とは何者なのか?
オウム真理教や在日闇社会の謎を追跡します。
当時のマスコミ・警察・司法の問題点も検証していきます。
(2016年12月、各ページを追記・加筆修正。工作員シンガンスの記事を掲載。)


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李 鍾植著「朝鮮半島最後の陰謀―アメリカは、日本・韓国を見捨てたのか?」

 

 

世界の諜報機関員周知の「対日テロ戦争」と「サリン計画」
「どうやって持ち込んだんだ?」
「持ち込む?そんなことは簡単だ。覚醒剤を持ち込めるのに、どうしてサリンを持ち込めないというんだ?それに日本国内で製造したモノもある」
 私は耳を疑いました。
 日本国内で製造した・・・・とは?
 サリンの製造には大掛かりな施設が必要なはずです。そんな施設を造ればオウム真理教のように、捜査当局の追及を免れることは不可能ではありませんか。
「だから・・・・オウム真理教の連中が製造したサリンだよ」
 実は、このことについても、ずいぶんと以前から囁かれていたことなのです。在日北朝鮮工作員がオウム真理教と接触、あるいは信者として内部に潜り込み、「サリン」製造に深く関与していたという、ある種の都市伝説は、世界中の諜報機関員の間で半ば公然と話されていました。
 私自身がこの都市伝説を耳にしたのは、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」直後のことでした。
 ある公安警察OBにこの話題を差し向けたところ、「限りなく事実に近い」との回答を得たこともありました。
 また、親交のあるアメリカ国務省の極東担当者に同様の質問をしたときも、「ほぼ間違いのない事実だ」と顔を曇らせたものです。
 どちらの証言もAの告白で折り紙をつけられた恰好です。
 顔面蒼白となった私は、さらに件の「対日サリン攻撃」による被害予想を問い質してみました。
「首都圏は壊滅する」
 Aの回答は確信に満ちていました。
 すなわち、最悪の事態を想定すれば二千数百万人の死者が累々とすることになるのです。
 さらにAは、「地下鉄サリン事件の詳細は平壌に報告している」とつづけ、「あの事件の計画にも北朝鮮の特殊工作員が関わっていた」と結んだのです。
 つまり、反社会的、破壊的なカルト教団であったオウム真理教にいち早く目をつけた北朝鮮の特殊工作員が、これを「対日テロ計画」に利用するべく平壌と謀り、専門の科学者による技術供与などの面を含めて、「サリン」製造に積極的な支援をしたということなのです。
 だからこそAは、「アメリカに行きたい・・・・」と願っていたのです。
「首都圏には何百、何千という同志・同胞がいる。在日韓国・朝鮮人も何万人といるではないか。それなのに本国は皆殺しにすると息巻いている。祖国と呼べるはずがないだろう」
 Aのように何十年も日本や韓国に長期滞在している工作員は、「固定間諜」と言われ、結婚して家庭を築いている例もあります。あるいはAもそうではないかと思い、訪ねてみたところ答えはありませんでした。
 ただ、「日本人には大切な友人もたくさんいる」と俯くだけでした。
 自分が提供した情報が本国でどのように活用されたか知らないと、Aは言います。それは末端の工作員として知る由もなければ、知る必要もないことなのです。工作員とは歯車の一つにすぎないことをAも承知していました。
 それでも、祖国に忠誠を尽くした挙句、虫けらのように「サリン」で殺されることに、どうしても我慢がならなかったのでえしょう。
 私には、Aの心情が痛いほど、まさに手に取るようにわかったのです。

オウム真理教と北朝鮮の「暗黒の関係」
 これまで耳にした数々の噂話とAの供述・・・・これらが一致したとしても、俄かに信じることはできません。
 ましてや、オウム真理教との関係が本当だとすれば、「地下鉄サリン事件」そのものが、北朝鮮によるテロ事件という側面を帯びてくるのです。
「村井という幹部を覚えているだろう?」 
 Aが名指しした「村井」とは、オウム真理教のサリン製造の最高責任者といわれた人物で、「地下鉄サリン事件」(1995年3月20日)からおよそ一か月後の1995年4月23日に、教団東京総本部(東京都港区南青山)の玄関先で、指定広域暴力団「山口組」傘下の暴力団組員で、自称「右翼団体構成員」の男に刺殺された「村井秀夫」のことです。
「村井を刺した実行犯の徐裕行が韓国籍だったことも知っているな?」
 犯人が韓国籍だったことや、すでに北朝鮮との「闇取引」を噂されていたオウム真理教の背後関係などから、この刺殺事件が北朝鮮の示唆によるものと、一部マスコミに取り沙汰されていたのですが、それが「真相」であるとAは話をつなぎました。
 あの事件の裁判では、犯人の所属する組織の幹部が「殺害を指示した」として逮捕・起訴されたのですが、結局、証拠不十分で無罪判決が確定しています。
 さらに、ある捜査当局者の話によると「暴力団幹部は本当に何も知らなかったようだ」ということです。
 そもそも、「村井秀夫刺殺事件」にはいくつもの謎がありました。
「幹部なら誰でもよかった」との犯人の供述とは裏腹に、犯行当日、教団東京総本部を取り巻いていた多くのマスコミが撮影した写真や映像から、犯人が村井秀夫以外の幹部の出入りには無関心だった様子が明らかで、当初からターゲットを村井秀夫に絞っていた疑いが持たれているのです。
「当時、山梨県上九一色村にあった教団本部施設の異臭騒動について、オウム真理教は一切の関与を否定していた。しかし、マスコミに対する談話の中で村井秀夫が、”教団が製造した農薬が原因”と関与を認めたことで麻原影晃の怒りを買い、暴力団組員を使って処刑されたのではないかという話もあるが・・・・」
 私の疑問にAは、せせら笑いながら言葉をさえぎりました。
「そもそも犯人が村井を殺したところで、所属する暴力団組織にいったいなんの得があるというんだ」
 たしかに、組織の掟からすれば、末端の組員が、独断であのような事件を引き起こすのは、絶対にあり得ないことなのです。
 そう考えれば、犯人には所属する組織とは「別の力学」が作用したと考えるのが当然ではないでしょうか。
「犯人の父親はバブル崩壊によるビジネスの失敗で、億単位に上る莫大な借金を抱えていた。しかも、父親は朝鮮総連(在日本朝鮮人総合連合会)と深い関係にあった。ヤクザ者とはいえ儒教思想に呪縛された朝鮮人の犯人は、その借金を清算するため、そして祖国を守るために引き受けたんだ」
「依頼主は?」
「平壌」
「担保(資金の出所・仲介者)は?」
「朝鮮総連」
「それなら裏書(共犯者)が麻原影晃と側近たちだと?」
「いや・・・・連中は何も知らされていない」 
 Aの説明は概ね次のような内容でした。

武器調達のパイプ、ロシア・コネクション
 オウム真理教が武器弾薬を調達できたのは、「ロシア・コネクション」があったからなのですが、それは大幹部である早川紀代秀が一手に担っていました。
 ロシアの「闇社会」に太いパイプを持つ早川紀代秀は、麻原影晃を叱責するほどの教団内実力者であり、陰の尊師とも呼ばれていたというのです。
 一方、若手実力者の筆頭株であった村井秀夫は、サリン製造で構築した北朝鮮とのパイプを独占することで、早川紀代秀に対する政治的均衡を保っていたのだといいます。
 村井秀夫が指揮するサリン製造と、サリンによる「終末(ハルマゲドン)テロ」が成功すれば、教団内での地位は確固たるものとなり、ゆくゆくは名実ともに教団ナンバー2として君臨することも可能だったでしょう。
 当時、オウム真理教は官僚体質の悪癖に侵されていて、それぞれの幹部が、それぞれの分野で功名を競い、自分の既得権は決して他の信者に公開しようとしなかったので、まさに「たて割り行政」そのものだったそうです。
 そこに北朝鮮の特殊工作員が村井秀夫の側近としてはべり、様々な便宜を図り、秘密を共有し、派閥意識を煽り、「有能なトカゲの尻尾」に仕立て上げたということです。
 実際、一万人もの信者を有した「オウム真理教」ほどの大所帯を利用しようとする場合、計画が失敗したときのことを考えれば、重要機密はたった一人とだけ共有し、いざというときには「尻尾を切る」のが諜報機関の常套手段です。
 北朝鮮が当初から、オウム真理教を利用してサリンによる大規模テロを計画していたとするなら、事件後、容易に証拠隠滅できる仕組みを整えるのが当然です。
 これらのことを総合して考えれば、Aの供述は相当に信憑性の高いものと言わざるを得ません。
 また、一連の「オウム真理教関係特別手配被疑者」 である平田信、高橋克也、菊池直子らが、タイで逃亡生活を送っているとの情報がありますが、これについてAは、「北朝鮮とタイは30年以上も前から国交関係にある。覚醒剤取引など闇の関係も深い。あの三人がいまも生きているとは思えないが、いずれにしても北朝鮮の手引きで逃亡したことは間違いない」と、やはり北朝鮮工作員の関与をにおわせたのでした。
 それでもAの話を鵜呑みにすることはできません。
 もっとも、「証拠を見せろ」と迫ったところで、事件が事件、内容が内容なだけに「証拠」が残っているはずもないのです。
 同業者としての私が、当たり前の疑いを抱いていることはAも察したところでしょう。 
 Aはブリーフケースから小さな金属片のようなものを取り出し、掌に乗せて私に示したのです。
「オウム真理教のバッジ”プルシャ”だ」
 驚きを隠せないでいる私に、それを放り投げました。そして、Aは驚くべきことを口走ったのです。
「オウム真理教の内情を平壌に報告するのも、我々の部隊の仕事のひとつだった・・・・」
  もはや言葉を失った私は、Aの顔をまじまじと見つめるしかありませんでした。
 彼の言うことには、Aが所属する部隊というのは、日本企業に対する産業スパイが主な任務で、A自身も大手光学機器メーカーの研究室や大学の研究室に「協力者を飼っている」というではありませんか。
「オービス(自動速度違反取締装置)の技術を収集するのが目的だった。日本製のオービスはジェット戦闘機が通過しても、パイロットの顔がはっきり撮れるといわれている。だから、そのカメラとセンサーの技術を平壌は欲しがっていたんだよ」
 

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