とっても久しぶりのブログ更新です。
義母も天寿をまっとうし、息子らも巣立って行き、夫婦二人、新婚生活?!を送っております。
アドラー心理学を学び、やっと私なりに腑に落ちたと思ったら、お役目を終えたかのように息子らがいなくなりました。
彼らは、過干渉母ちゃんを退治したので、次のお役目に向かったのかな?
ということで、私は新たなフィールドに立っています。
そのひとつは、実家の両親の介護問題。
認知症の父は、今月の免許切り替えをきっかけに、自ら更新しないことを決めました。
ここに至るまで、実は、色々とあったのですが、アドラー心理学のおかげで、私が冷静に対応できるようになったんです。
今日は、両親を連れて、警察に免許の返納手続きをしに行きました。
父は「ほっとした」と言います。
あれだけ「おれは未だ運転できる!」と力んでいたのですが・・・
ここは、話を聴いてみようと思って、父に、「何か心配なことがあったの?」と聴くと、「運転するとき、怖かった」と言います。
その後も話を聴いていくと・・・・
自分の判断の鈍さや運転をすることで緊張状態になって、そこから解放されるからほっとしたのだそうです。
やはり、話を聴いてみないとわからないですわ~
母の話もききました。
母は、父の高齢者講習の時、父の検査を隣で見ていて、
小声で答えを教えたのだそうです。
検査官に「答えは教えないでください」と注意されたそうです。←当たり前
さらに「認知症で受診していますか?」と聞かれたとき、
「心療内科にかかってます」と答えたそうです。
確かにそうだけど、物忘れ外来だし
このあたりも丁寧に聴いてみました。
母は、父が答えることが出来ない姿が可哀想に思えたそうです。
周りにいる人は、スイスイ答えるのを見て、気の毒だと思ったんですって。
心療内科と答えたのは、免許を取らせてあげたかったそうです。
取れないのは、周りに恥ずかしいと思うのだそうです。
母の行動も善意からなんだな~と思いつつも、お父さんのためにどうすることが良かったんだろう?と一緒に考えてみることを提案しました。
母も充分解っているのだけれど、判断が鈍るのも母がそれだけ年を取ったということかもしれません。
親を勇気づける
共に過ごす時間も限られているので、丁寧に真心から勇気づけられるよう、
これからも、私のタスクとして向き合っていこうと思います。