はじめての投稿になります。今日の思いついたのは「自動車保険」。損害保険の代表的な商品であり、お車を持っている人は必ずといってもいいほど、この自動車保険に加入していると思います。では自動車保険は何の為に入るのでしょうか?ズバリ言いますと法人なら倒産防止、個人は破産防止です。

 

この自動車保険ですが、大きく分けて4つの柱(補償内容)で分かれています。

 

①対人賠償責任保険

②対物賠償責任保険

③人身傷害補償保険

④車両保険

 

特に①と②は重要です。自動車保険の①②の加入がなく車による賠償事故を起こしてしまい法律上の賠償金が払えなければ法人なら倒産、個人は破産となりかねません。

 

車を所有する貴方なら①~④までの補償内容は聞き慣れたキーワードではないでしょうか?


自分の車で人を怪我させてしまった場合が①の対人賠償責任保険を使う事になりますし、自分の車で他人の物(車やバイクなど)を壊してしまったら②の対物賠償責任保険を使えます。③は運転者を含めた搭乗者のケガに使え、④は被保険自動車自体の損壊に使えます。


自動車保険はこの①~④の柱で分かれていますので、この4つの補償内容をまずはしっかり抑えておけば他の特約が分かりやすくなります。

 

そして自動車保険の特約ですが沢山あります。特約については、1つ1つ理解されていない、または何だか分からないという人もいるのではないでしょうか?


保険会社にもよりますが、自動車保険の特約は15〜20とかあります。特約の種類で言うと例えば、

 

弁護士特約、個人賠償責任補償特約、ファミリーバイク特約、交通弱者補償特約、車両新価保険特約等など・・・

 

このように自動車保険の特約って沢山ありますね。

 

これらの特約の中でファミリーバイクを契約者家族が運転しなければファミリーバイク特約は必要ないですし、車両保険が付いていなければ車両新価保険特約を考える必要もないと一般の人でも判断ができるでしょう。


ですけど、例えばですが弁護士特約は?個人賠償責任補償特約は?保険に詳しくない一般の人ならこの2つの特約は付けるべきか付けないべきか?判断が付かない人もいると思います。


そんな時、私がお客さんにお伝えしているのは「迷ったなら付けましょう!」と伝えています。

 

何故かというと答えは単純で「あとで付けておけば良かった」と後悔しないためです。保険商品というものは時代の流れによって変わってきたり新しいリスクに対応出来るように作られていると思っています。何だかよく分からない特約と感じてしまうかも知れませんが、保険会社はお客様が事故を起こされても困らないように今の時代にあった特約を保険会社が作ってくれているのですよ。

 

私、過去に苦い経験した事もあります。それはお客様が特約を付けていなかった時のこと。もちろん損害保険の補償内容を決めるのはお客様。だから私には責任がないのですが、そんなお客様が事故を起こしてしまい、「弁護士特約があったなら・・・」「個人賠償責任補償特約があれば・・・」

 

という事故が発生した事があります。道義的責任を感じてしまいました。あのとき、もっと強く勧めておけば・・・と

 

ですので、明らかに必要としない特約以外で付けるかどうか?どっちにしたら良いか?判断が付かないなら付けてしまいましょう!これが私の勧め方です。


ですけど、車を2台所有している方などは弁護士特約や個人賠償責任補償特約は補償が重複するケースがあります。補償が重複するとムダな保険料だったとなりかねないのでもちろん注意も必要です。

 

今日のタイトルは自動車保険の特約はどのように考えどのようにセットするのが良いでしょうか?にしましたが、保険商品は一般の人にはよく分からないものです。深く考える前にそこにリスクがあるならその特約は付けてしまうのが良いかも知れませんね。

 

という保険のプロからの意見を参考にしてください。