ユーキースエンターテイメントさん作、MARU演出の舞台「誓橋」の2023年版を見てきました。
この作品は2007年から過去四度も再演が行われてる名作で、私は過去四度とも見ております。

MARU演出作品の中でも名作中の名作をよく若い人たちが再現してたなと思います。
都合で今回はC班のみの観劇となりましたが、今回出演中の若い役者さんの中で唯一私が過去に見たことがあったのが酒井葉子さんでした。

彼女とは初めて会ったのがコロナ禍の緊急事態宣言の直前に新宿でやったコルバタ平山組の「南十字星」という作品であり、今年の劇団水色革命の作品「一歩一歩」でもジャガー横田さんと親子役で共演していて、今回も名演が光っておりました。
台湾の二二八事件を原案としたMARUの脚本作品の中でも名作中の名作ですが、初演は2007年だから16年も前であり、その後も当時の水色革命の劇団員だった折原陽子や澄川菜摘が名演した作品でした。

初演はたった四人だけの公演で
この時に使用した駒込の舞台は今でも現存してるかどうか不明ですし、その後の公演に比べたら初演を見てるのはかなりレアなのです。

二回めの公演は若手を中心とした形でこの時は当時水色革命の劇団員だった折原陽子が出演していました。

三度めはコルバタ三劇団合同公演の中の一つであり、この時の主演は元劇団水色革命の一員だった澄川菜摘が出演していました。
小さな舞台のため、MARUも初の音響、照明と裏方作業にチャレンジ。
作業してる所の写真を撮ってと頼まれましたのでこうなりました。
また今回私が足を運ぶもう一つのきっかけになったのはプロデューサーの大迫洸太朗さんと約五年ぶりの再会になったことです。
彼とは五年前に劇団ドガドガプラスの公演で彼が出演した時に私がそれを見に行っていて、しかも帰り道に偶然帰りの電車を待ってる間にバッタリ遭遇して意気投合しながら話していたということがあってそれ以来の再会となったわけですが、たまたまそうやって知り合った彼と元から良く知るMARUが組んだと聞いたらこれは面白そうだなと期待したのです。

しかもそれが何度も再演をやった誓橋とくれぱ。
ま、それだけ誓橋という作品はMARUにとって思い入れの深い作品ですし、私もこれまで全ての誓橋を観劇した身となればやはり見ておきたいと思ったのが本音であります。
ただ本人は次のタイトル戦に向けて青野未来待ってろよと意気込んでおりましたが(笑)

ま、それだけ素晴らしい作品ですので、11/26までいずれかのチームが公演中ですので、個人的にはアクトレスガールズの選手たちやファンの人たちにも見ていただきたいと思いましたし、もちろんそれ以外にも興味のある方は見に行ってあげてほしいなと思いました。
公演をやってる皆様はあと少し最後まで体調を崩すことなく最後まで駆け抜けてくれるようお祈りしております。
あの時の想いに誓って。