3WAYマッチ
青野未来 vs 松井珠紗 vs 入江彩乃




Step13メインはシングルトーナメントを見据えた参加者三人による3WAYマッチ。

今回はビーリベ仕様で登場した入江彩乃。
青野と珠紗は握手を交わすが入江は当然その輪には入らない。



3WAYマッチというのはアクトレスガールズではあんまり頻繁にあるわけでもなく、ましてやメインでやるとしたらおそらく旧体制の頃を含めてもなかったと思う。

だが同期である珠紗と入江は比較的手を組みやすい。
そうなると狙われやすい青野は一人若干不利か。




だが入江は一人コーナーに下がって青野と珠紗の一騎打ちを促す。

ところがアクシデントが。
おそらく珠紗が跳ね起きをした際に青野の頭か何かとぶつかって鼻を強打したのではないかと思われる。
既に次のキックの時点で珠紗から鼻血が出てるのが確認できる。




鼻血を出血した時点での珠紗はこちらがカメラの望遠で見た限りはけっこうボタボタとひどい出血だったので最悪骨折した可能性もあり得る。

しかし確認する前に入江が介入してきてしまったので試合は止まらない。



今度は青野が体力を温存しようとしたのだが、入江が二人まとめてコーナーに連れてくると惡斗も介入してくる。

ビーリベで入江が戦ってる以上、惡斗の介入も計算に入れなくてはならない。
そうなるとただでさえ難しい3WAYマッチがさらに読みにくくなる。






鼻の影響が心配される珠紗だが二人まとめて蹴散らし、まだ大丈夫ということをアピール。

しかしスライディングボディアタックは入江に膝で迎撃され場外にエスケープ。




珠紗が場外に落ちて鼻の状態を確認してる間に今度は青野と入江が一騎打ち状態に。

蹴り合ううちにニークラッシャーを決めて青野は入江の足を止めにかかる。






だが青野が入江を攻めてる瞬間唐突に珠紗が戻ってくる。カウンターでニーを。

そして青野にフロントネックロックを決めるが、青野が無理やりコーナーに押し込む。




しかし押し込まれた珠紗がボディアタックで反撃すると、脇固めはフェイントでクロスフェイスに。

すると入江がカットではなく共闘する。
ここは協力して青野の体力を削るのが狙いか。









しかし協力してもつかの間。すぐに反転して裏切ってくる。




そこに青野が入ってくるともうむちゃくちゃ。

ところがもともと狙われやすかった青野は二人に対して連続で攻撃してくる。

疲れが出てくる中盤戦においてこの動きとはなんてスタミナだよ、おい!




もうここからが複雑。
三者三様に丸め込んでくると、青野は二人まとめてラリアットを狙ったが入江が逃げて珠紗にだけヒット!




ラリアットを逃れた入江が河津落としを決めると、そこへ珠紗が二人まとめてジャックナイフ固めへ。





二人にドロップキックを放つ珠紗に対して青野と入江も協力して反撃に。
だが次に二人で仕掛けようとしたら惡斗が青野の足を引っ張り、入江だけの攻撃がヒット。
巧みに分断したが決まらず。






試合はさらに白熱。青野がいないうちに珠紗を追い込もうとするが、珠紗もスライディングボディアタックで反撃。
こうなると序盤の鼻血に関しては今はなんとかなってるようだが。








そして風香曰く反則級の技という珠紗の直下型DDT!
どうやらハングマンDDTという名前らしいのだが、私が見た限りはトップロープから落としてるのは珠紗とブル中野くらいか。

青野も反撃してきたが、こっちにも一発!









このDDTで三人ともダウン状態。
そろそろダメージがかなり蓄積されてきた様子。







今度は青野のラリアットが入江にだけヒット!
逃れた珠紗がウラカンラナで青野を丸め込み勝負をかけたが入江がカットしている。








攻撃も二転三転、青野のラリアットは結局珠紗の後頭部へ。
その間入江が大阪での勝利を呼び込んだビッグブーツや北海どーんと出せるものは全部使うがそれでも決まらない。









青野が入江にラリアットを放った直後に珠紗がフットスタンプで降ってくる。

これで決めたい珠紗だが、青野のスタミナがとんでもないのか、この状態でもまだ反撃されてしまう!





珠紗の丸め込み返しのフットスタンプに入江がドロップキックを狙ったがかわされ青野に落下!
珠紗が高速STOからフィッシャーマンに。
自分でも何言ってるのかわからなくなってきた(笑)。






これでは延々と試合が終わらない。
珠紗はついにムーンサルトまで出してきたが、これでもカウント2!

その間入江は珠紗の高速STOを受けたダメージで場外に落ちている。





ここで珠紗が松井かわいいドライバーを決めたが、フォールに行こうと珠紗が気を抜いた瞬間、青野が下からサムソンクラッチに丸め込み、電撃的なカウント3!

勝利を確信していた珠紗が石黒レフェリーに猛抗議するも受け入れられず。










トーナメント戦を控えた3WAYマッチで勝つには二人とも倒すか、よほど隙をついた勝ち方しかないが、死んだふりを使われるとはこれはさすがに予想の裏をかかれた。

だがこれは3WAYの勝ち方であってトーナメントが同じとは限らない。
それは戦った三人が一番よくわかっているはず。









ということでStep13も終わりましたが、やはり懸念するのは珠紗の鼻の負傷が軽いものでありますように。
折れてたりしたら最悪出場不可になる可能性があるので。

ただ成功の可能性の断片はまだまだ見つかる。
それを期待していつもどおり前に進みましょうと言っておきますかね。