マスクド・ミステリー、吉野達彦 vs 翔太、新井健一郎



7月と全く同じ四人の顔合わせ。
タッグチームの抗争以外ではかなりレアなケースだが、一番異なるのはミステリーが今はシングルチャンピオンだということだ。



先発が翔太と達彦。
とりあえず今回の達彦は前回の酔いどれ状態ではないから安心したが、まずは軽く手合わせ。

今回ちょっとテーマになっていたのが次回の12周年大会でのミステリーの防衛戦の相手のことだ。
ミステリーはガッツの所属選手との防衛戦を希望しているが、雁之助さんは取られたばかりだからすぐには行かないし、ダイスケも本調子でないのですぐには行かない。
とすると翔太か達彦か、勝った方が挑戦のアピールにより有利になる。







その前にまず目の前の相手だが、追いかけっこでアラケンには翻弄されるも、握手に来た手を離さず握り潰して痛めつける。




だが今回はハッとしてgoodが連係を巧みに使い、ブラインドタッチで惑わす本来の戦いで翻弄する。

達彦の調子もよかったのだが、巧みに相手が調子に乗る前に畳み掛けたハッとしてgood。
四者ダウンの状態だったが、アラケンのアシストを得て、すかさずフロッグスプラッシュを投下し、達彦から3カウントを奪った。
ハッとしてgoodはリベンジに成功。




この勝ちを受けた翔太がミステリーへの挑戦に名乗りを上げた。
昨年に比べて今年はまだ今ひとつ実績に何かが足らないという翔太はここでシングルのベルトに狙いを絞った。



これにはミステリーも異論はなかったが、責任者ガッツ石島が次の試合なのでメインが終わるまでは決定が出ない。しかし。



「これはお互いの希望だ。責任者がなんと言おうとこれはチャンピオンの権限で話を通してやる」と豪語。



後にメイン終了してから正式に許可も出たので、次回のメインはマスクド・ミステリー vs 翔太のタイトル戦に。



翔太は過去にミステリーからシングルで勝った実績もあるので十分に期待できる。